深掘り「門外不出」だった料理レシピはどう家庭に? 専門家語る進化の歴史染田屋竜太印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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YouTubeを見ればミシュランシェフや有名料亭の料理人が調理法や材料を惜しげもなく披露する時代。「門外不出の秘伝」だったはずのレシピはどうやって家庭に行き渡ったのか。食文化史の専門家、東京家政学院大の江原絢子名誉教授に聞いた。 江原さんによると、料理らしい料理の記録が登場するのは平安時代の頃だ。「中世になると料理流派が登場する。流派の中では、他の人には知らせるなという形で、口頭や巻物、冊子のような形にした」と語る。クックパッド「炎上」で考える 料理レシピとは? 有名なのが「四条流」。平安時代に宮中の料理作法と包丁さばきを体系化した流派で、公家社会に仕えた。 室町時代には、武家に仕える流派として足利将軍家に仕えた「大草流」や細川氏に仕えた「進士流」が生まれた。流派間では技術を隠しながら競い合っていたという。「料理物語」が広めた料理法 江戸時代初期、日本最初の料理本とされる「料理物語」が出版される。全20章からなり、「海の魚」から「青物」まで食材ごとに「汁、なます、煮物、焼き物」などの調理法を記した。 印刷技術によって一般の人も「プロの料理法」を知るきっかけになり、「材料や調理法が書かれ、料理の大きな革命になった」と言う。 実はこの時期、外部に見せてはいけないはずの「四条流」の料理法を書いた本も出版されていた。「今で言うと、ホテルや有名料理店の方が自分の料理法を伝えるのに似ている。出すことで認知度が上がるという考えだと思う」■「百珍」で一気に大衆化…この記事は有料記事です。残り953文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人染田屋竜太東京社会部専門・関心分野事件・事故 国際ニュース(アジア)関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする