核不拡散条約(NPT)の再検討会議で発言する米国の代表団=2026年5月22日午後7時22分、米ニューヨークの国連本部、田中恭太撮影
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2010年の成果文書で言及された「核兵器の非人道性」。以後、核兵器に関する国際会議で繰り返し光が当てられてきたが、今回の核不拡散条約(NPT)再検討会議では、核保有国から表現を弱めようとする動きが相次いだ。成果文書を採択できなかったNPT再検討会議 読み解くポイント5つ 成果文書の最初の草案には「核兵器のいかなる使用も壊滅的な人道上の結末をもたらすことを認識」という段落があった。 だが、ロシアは「1945年の核兵器使用によって明らか」「条約ではもっと幅広い定義となっている」などとして、「壊滅的で非人道的な結末」の削除を求めた。米国も「核兵器のいかなる使用によっても」を「核戦争によって」に替えてほしいと提案。最終案では、米国が求める文言に替わった。 国際NGOのICAN(核兵…
















