ストーリーモウンガは二日酔いで現れた チーム優先の司令塔、日本での最終章へ藤野隆晃印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

[PR]

目は焦点があっておらず、質問への回答もいつもより時間がかかっていた。 ラグビーのリーグワン、東芝ブレイブルーパス東京のSOリッチー・モウンガは、二日酔いで報道陣の前に姿を現した。 2025年6月2日。チームは前日の決勝でリーグ連覇を果たした。その後、本拠地の東京都府中市内でしこたま飲んだという。 「I love 焼酎」 リーグワンの年間表彰が終わり、報道陣の取材を受ける頃になっても酔いは抜けていなかった。 お酒の席でどう楽しんだか。報道陣のそんな問いかけには実際に歌って答えた。 「だから真っすぐ、真っすぐ……」 手で机をたたいて、長渕剛の「Myself」を日本語でくちずさんだ。チームメートとのカラオケの間に歌詞を覚えていたようだった。 ラグビー王国ニュージーランド代表、オールブラックスで背番号10を付けた司令塔。だが、この日はそんなオーラを感じさせなかった。 鳴り物入りで23年に加入した。それからBL東京で3シーズンを過ごしたが、良い意味でスーパースターらしさを感じさせない選手だった。 ボールを持てばスピードとステップで観客席を沸かせる。一方、地味な部分で効いていたのもモウンガだった。自チーム防御陣の裏にボールを蹴られたら、いつの間にかそのスペースを埋めて事なきを得た場面も多かった。骨折しながらプレーした昨季決勝 そんな献身ぶりも、チームのために、という思いが強いから。 SH陣とは密にコミュニケー…この記事は有料記事です。残り576文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人藤野隆晃スポーツ部専門・関心分野スポーツ、ジェンダー関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする