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麻雀(マージャン)のプロリーグ戦「Mリーグ」の8シーズン目が15日、最終日を迎えた。 2試合を残して首位に立つのが風林火山。レギュラーシーズン、セミファイナル、ファイナルの全てを1位で通過する「完全優勝」を達成できるか注目が集まる。ビーストが2位(首位から169.7ポイント差)、麻雀格闘倶楽部が3位(同227.0ポイント差)、雷電が4位(同336.2ポイント差)で追う。各チーム、一つでも上の順位を目指して最終日に挑む。 昨シーズンの8位から躍進している風林火山。その中で、Mリーグという舞台で人生を変え、今季のチームを引っ張るスターになった選手がいる。 永井孝典(39)。つい1年前までは化学メーカーでタンクや配管の設計をする会社員だった。平日は朝8時半に出社し、夜6時前に帰ってMリーグを見る生活。30歳を過ぎて始めた麻雀プロ活動では、仕事のない週末に、関西から各地に遠征していた。 「実績も何も持っていなかった」永井は、2年前に風林火山の開く大会で優勝したことが縁で、昨年のチームメンバー交代に伴う指名オーディションに参加。元Mリーガーなど知名度や実績十分のプロが集う中、腕一本で勝ち抜き、Mリーガーの座をつかんだ。 画面の向こうの世界が、いきなり現実になって押し寄せてきた。 平日でも1日100万を超える視聴数を誇り、パブリックビューイング会場でファンの熱烈な歓声を受ける。こんな場所に足を踏み入れたのは、生まれて初めてだった。風林火山に今季新加入した永井孝典は、下石戟らと共に一気にMリーグの中心的存在になった。これまでと違う世界、期待の視線。華やかな舞台で結果を残すことの難しさを、永井は身をもって知った。Mリーガーたちの物語や朝倉康心プロによる打牌解説はこちらから 「失うものはないし、ここで…この記事は有料記事です。残り1878文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人前田健汰文化部|麻雀担当専門・関心分野麻雀、演芸、演劇関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする