台湾の頼清徳総統に対する弾劾案をめぐる表決で、投票箱に投票用紙を入れる国民党の立法委員=2026年5月19日、台北、高田正幸撮影
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台湾の頼清徳(ライチントー)政権が20日に発足から2年を迎える。中国が統一圧力を強める中、対中姿勢をめぐっても与野党の分断が激化して安全保障政策にも影響が及んでいる。中国の習近平(シーチンピン)国家主席と会談したトランプ米大統領は台湾への武器売却を「交渉材料」だとも語った。様々な不安要素を抱える中、頼氏は任期の折り返しを迎える。中国への警戒感が深めた台湾分断 日本外務省の元担当官が語る課題 19日の台湾立法院(国会に相当)では、頼氏に対する弾劾(だんがい)案をめぐる表決があった。可決には全体の3分の2の賛成が必要で、与党民進党の立法委員(国会議員)の反対によって否決された。 ただ、立法院で総統の弾劾手続きがとられること自体が初めてのことだ。現在の与野党の深刻な分断を象徴している。■「歩み寄りは難しい」…














