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列車を運休して利用者に不便をかけてでも、保線工事は日中に集中して実施する――。JR四国が昨年始めたこの試みを今年、拡大させた。夜間作業の負担を減らすことが狙いで、背景には深刻な人手不足がある。 保線工事は従来、列車を運行しない夜間にしてきたが、同社は昨年初めて、愛媛県で試験的に日中に実施。今年1、2月には予讃、土讃、高徳線の5区間に拡大した。 2月17日、日中の集中工事の現場の一つを訪ねた。 正午過ぎ、香川県との県境に近い高徳線阿波大宮駅(徳島県板野町)に見慣れない車両が進入した。 線路のゆがみを直し、砂利を突き固める「マルチプルタイタンパー」(通称マルタイ)。大きな音を出しながら、時速1キロで駅をゆっくりと通過して工事を施した。阿波大宮駅を轟音(ごうおん)とともに通過するマルチプルタイタンパー=2026年2月17日午後1時33分、徳島県板野町、福家司撮影 マルタイの内部も初めて公開…







