現場から断水乗り越えた金婚夫婦の豆腐店 再開決意した常連客以外からの連絡2026年8月30日 8時00分小林一茂印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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7月28日に起きた熊本地震で震度7の揺れを観測した熊本県氷川町。断水のため休業していた「田中豆腐店」が24日、約1カ月ぶりに営業を再開した。 夫の田中利信さん(76)と二人三脚で、約50年にわたり切り盛りしてきた妻の京子さん(72)は、「店を再開できて良かったです」と豆腐をすくいながら、笑顔を見せた。 同店では、地震の揺れで豆腐をパック詰めする機械が倒れた。豆腐づくりに不可欠な水も断水で使えなくなり、休業を余儀なくされた。夫妻は地震の約1週間前、家族ら約30人に囲まれ、前倒しで「金婚式」を祝ったばかりだった。 21日にようやく水道が復旧。機械の動作を確認したところ、大きな異常はなく、再開への見通しが立った。 約1カ月の休業中、田中さん夫妻は年齢を考えて店を畳むことも頭をよぎったという。「再開はまだですか」「どこを探しても、お宅みたいな豆腐はない」という連絡が常連客以外からもあり、事業の継続を決めたという。 沖縄産のにがりを使うなど、材料にもこだわってきた。京子さんは「お客さんの声が励み。夫の体が動く間は頑張っていこうかな」と話した。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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