国名勝の「旧熊本藩八代城主浜御茶屋(松浜軒)庭園」では、熊本地震で大きな被害が生じた=文化庁提供
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熊本地震で被災した文化財の復旧・復興に向け、文化庁を中心に官民で連携して文化財を支える事業「文化財サポーターズ」が、修復費用に充てる寄付を募っている。 支援対象は、熊本県にある三つの文化財。国の名勝に指定されている「旧熊本藩八代城主浜御茶屋(松浜軒(しょうひんけん))庭園」(八代市)、いずれも国重要文化財の「江藤家住宅」(大津町)と「吉田松花堂」(熊本市)。 文化庁によると、1688(元禄元)年に造営された松浜軒は、昨年度に修繕した長塀以外のほとんどが全壊した。江藤家住宅では複数の建物で壁の崩落や亀裂が生じた。吉田松花堂では屋根を支える大梁(おおばり)が落ちかかっているという。 寄付はクラウドファンディングサイト「READYFOR」のページ(https://readyfor.jp/projects/bunkazai-kumamoto)では11月26日まで受け付ける。郵便振替と銀行振り込みでも受け付け、こちらはクラウドファンディングの募集が終わった後も受け付ける。振込先などの詳細は、文化庁ホームページ(https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/94427401.html)で確認できる。寄付はいずれの方法でも税制上の優遇を受けられる。 文部科学省のまとめによると、熊本地震による文化財などの被害は8月25日午後5時時点で、熊本県の95件を含む5県で計103件。国宝建造物2件、重要文化財の建造物13件などで被害が確認されている。






