インタビューバラバラになった沖縄社会、知事選で作り直せ 気鋭の歴史学者に聞く聞き手・伊藤和行印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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Aストーリーズ 島模様 沖縄県知事選2026(5) 沖縄社会が変わりつつある。政治や基地問題での連帯のゆらぎ、人々のつながりの希薄化、情報空間の分断。連載で見えてきた変化は、本土と似通う。どう読み解けばいいのか。東京科学大学の古波蔵契(こはぐらけい)准教授(沖縄近現代史)に聞いた。 沖縄県浦添市生まれの古波蔵契さんは、東京での研究のかたわら、2年前から那覇市の栄町市場で仲間と「栄町共同書店」を運営しています。研究者と地域活動を兼ねる古波蔵さんに、今の沖縄社会がどう見えているのか、語ってもらいました。記事の末尾でポイントをまとめています。 ――今の沖縄をどう見ていますか。 県民がバラバラで、政治の話もしづらくなっています。中央政府に物言う地域というイメージがありますが、県民同士の対話はどんどん難しくなっている。保守や革新といった政治ブロックだけではなく、友人同士や家族の間でも、架橋できないほど深い認識の溝が生じていると感じます。 ――沖縄には、まだ連帯する文化が残っているように見えます。 たしかに、何か問題が起きれば一つにまとまり声を上げるという政治文化は本土よりあるでしょう。しかし、それは良くも悪くも基地問題によって形作られてきたものです。県民世論を無視する中央政府に対し、「沖縄のことは沖縄で決める」と連帯してきた。他方、自分たちの社会を点検し、あるべき社会像を描くという内発的な自治の意識や実践は十分に根付いてこなかったと見ています。 ――なぜそう思うように? きっかけは、2015年に翁…この記事は有料記事です。残り1289文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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この記事を書いた人伊藤和行那覇総局長専門・関心分野沖縄、差別、マジョリティー、生きづらさ関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする