ストーリー金子和史印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする【予告動画】島模様 沖縄県知事選2026

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Aストーリーズ 島模様 沖縄県知事選2026(1) 沖縄屈指の観光地「国際通り」から少し外れた雑居ビルに、小さな居酒屋がある。カウンターが6席と4人掛けのテーブル席が二つ。店主の翁長雄治(たけはる)さん(39)と常連客らの会話に花が咲く。 時折、政治の話題が交じることもある。「おやじは小学生のときから選挙で家族や身の回りの人が二分されるのを見て育ったわけさ。それが政治の源流なんだよね」 「おやじ」とは、かつて沖縄県知事を務めた翁長雄志(たけし)氏。アメリカ軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設反対を掲げる「オール沖縄」を象徴する人物だ。 知事に初当選した2014年、沖縄は「辺野古」をめぐって揺れていた。前の年に、当時の知事が辺野古移設に必要な海域の埋め立て申請を承認。これに対して、移設計画の阻止を掲げて立候補すると、これまでの分断を超えて保守、革新の政治家、経済界などの多くから支持を受けた。選挙戦は10万票近くの差をつける圧勝だった。 雄治さんも事務所に入って父親を支えた。当時、選挙権のなかった未成年の大学生まで「頑張ってください」と訪ねてきていたという。「これまでの選挙ではそんなことは絶対にあり得なかった」。15年に那覇市の野球場であった辺野古反対を訴える県民大会には3万5千人が集まり、スタンドを埋めた。雄治さんは政治の景色が変わっていく「熱量」を感じた。 この熱はどこから生まれたのか。沖縄県知事選、8月27日告示、9月13日投開票沖縄がいま「分断の島」となりつつあります。オール沖縄の衰退という政治の話だけではありません。貧と富、老と若。それぞれが異なる色に染まり、島模様はさながらシマもようなのです。県知事選を機に、探ります。 「沖縄保守」の多くは、沖縄…この記事は有料記事です。残り1413文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人金子和史那覇総局専門・関心分野沖縄、平和、事件、司法関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする