インタビュー戦場と後方地域「強く結びつくウクライナ、他人事のロシア」 仏識者聞き手・牧野愛博印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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ロシアによるウクライナへの全面侵攻から4年半が過ぎました。戦争は両国の社会をどのように変えたのでしょうか。両国の事情に詳しいパリ・ナンテール大学のアンナ・コリン・レベデフ准教授(政治学)は「ウクライナは戦時下で新しい民主主義を育んでいる」と語ります。「汚職と技術、ウクライナ政治は二つの軸で動く」 元米当局者の分析 ――ロシアは最近ガソリンが不足し、ドローン(無人機)攻撃の被害も出ています。なぜ、プーチン氏の支持率は高いのですか。プーチン氏支持率、「人々の信頼を表す数値ではない」 プーチン氏の支持率は、人々がプーチン氏をどれだけ信頼しているかを示す指標ではまったくありません。 第一の理由は、抑圧的で権威主義的な社会の問題です。ロシア市民に電話で「大統領を支持しますか」と尋ねた場合、「いいえ」や「わかりません」という答えは、自分を安全にするとは考えないでしょう。 第二に、プーチン氏は「自分に代わるものは混乱、より悪い状況だ」という考えを作ることに成功しました。 別の指標を見るべきです。ある調査ではロシア人に社会の不安のレベルを尋ねていますが、非常に大きな変動が見られます。今日、ガソリン不足やドローン攻撃で、不安はますます高まっています。仮に動員令が出れば、不安の数値は間違いなく大きく上昇するでしょう。【連載】読み解く 世界の安保危機 牧野愛博ウクライナにとどまらず、イラン情勢や台湾、北朝鮮、サイバー空間、地球規模の気候変動と世界各地で安全保障が揺れています。現場で何が起き、私たちの生活にどう影響するのか。のべ500人以上の国内外の識者へのインタビューを連載でお届けします。■「ロシアでは前線に行く人々…この記事は有料記事です。残り1583文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人牧野愛博専門記者|外交担当専門・関心分野外交、安全保障、朝鮮半島関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする