古代社会の謎、科学がスキャン! 金属製品の分析にもめざましい成果編集委員・中村俊介印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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歴史学や考古学が主導してきた古代社会の探究に、いまや材料科学や分析科学は欠かせない。なかでもめざましいのが金属製品の分野。理化学的な手法が文理の壁を越え、新たな可能性を提供し始めている。 文化財の世界で科学技術の導入が目立つ。X線をあてて構成元素の組成をとらえる非破壊の蛍光X線分析は機材のハンディー化が進み、格段に使い勝手がよくなった。遺物内部をあらゆる角度で見透かすX線CTスキャンもすっかり普及した。 弥生時代の遺跡や古墳で出土する青銅製品の原料の産地がわかれば、当時の東アジアを舞台にした交流や歴史背景を浮かびあがらせることができる。その先駆けが鉛同位体比分析だ。 銅とスズの合金である古代の…この記事は有料記事です。残り1072文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人中村俊介編集委員|文化財・世界遺産担当専門・関心分野考古学、歴史、文化財、世界遺産関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする