高井里佳子印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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滋賀県東近江市の近江鉄道八日市駅から歩いて3分ほどの商店街に、築約100年の木造2階建ての洋館がある。米国出身の建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズが昭和初期に手がけた建物で、元々は歯科医院として使われていた。 「外壁と屋根の対照的な色合いや、アーチ状の入り口、上げ下げ窓まで、全てが好みでした」 2階でアクセサリーなどのセレクトショップを営む桝林佳生子さん(30)は、この建物に魅せられて3年前、東京から東近江市に移住した。 大学卒業後、大手アパレル会社で販売員として2年ほど働いた。関わっていたブランドが終了することを機に退職した。個人事業主として、各地の商業施設でセレクトした雑貨のポップアップ店を開くようになった。 自分がかわいいと思って選んだ商品を、手にとってもらえることにやりがいはあった。だが、夜行バスで大阪や広島へ移動するなど、ほとんど休みなく働いていた。体力的にも、精神的にも消耗していくのを感じた。 そんな生活を3年ほど過ごしていたとき、知人から教えてもらったのが、東近江市のヴォーリズ建築だった。「かわいい建物で、街にも自然がいっぱいあって、佳生子が好きそうだったよ」■日帰りで滋賀へ…この記事は有料記事です。残り777文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする






