端材に新たな命を吹き込む 木工職人とウッドバーニング作家の夫妻杉山匡史印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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徳島県阿波市の元産婦人科医院を改装した一室に、木工職人の夫と、ウッドバーニング作家の妻が営む木工房「アトリエ・ヘーゼル」がある。2人はここを拠点に、家具作りなどで出た端材に新たな命を吹き込み、オリジナル作品を生み出している。 2人は佐々木鷹(よう)さん(36)と友香里さん(36)夫妻で、大阪工業技術専門学校建築学科で学んだ同級生だ。工房は、家具職人として徳島県内の木工所などで10年以上、腕を磨いた鷹さんが2023年1月に開業。工房名は愛猫の目の色から付けた。 鷹さんによると、ヒノキやケヤキなどの高級木材でも端材は薪などとして処分されることが多いという。勤め先で家具を作っている時から「何とか(素材を)生かして使い切りたい」と考えていた。 その思いから生まれた作品の一つが「木軸(もくじく)ペン」。ボールペンと万年筆、シャープペンシルがある。握る部分は、棒状や、寄せ木細工のように組み合わせて筒状にした木を機械で回転させながら削っていく。握り手部分の藍色は、自ら育てた藍で作った染料で染めている。木目も生かして丁寧に仕上げた曲線の手触りは、既製品にない優しさがある。 友香里さんが手がけるウッド…この記事は有料記事です。残り661文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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