現場から「逃げろ」「押すな」命令口調が飛び交う日本語学校 命を守るために藤崎麻里印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
[PR]
「逃げろ!」「押すな!」 昨年11月下旬、栃木県小山市にある、きぼう国際外語学院では、きつい言葉が飛び交っていた。生徒はみな、国内各地の企業で受け入れが決まっている技能実習生たち。日本入国後の研修の一環だ。 実習を控えた20代から30代の男女約30人がロールプレーをしていたのだった。フィリピン人、中国人、インドネシア人、ベトナム人……。彼らの間の共通語の日本語で、時には軽口もはさみつつ、これから実習を受ける業種ではどんな危険があるか、その時どんな指示が飛んでくるか、を想定して取り組んでいた。 今までになかったタイプの授業のきっかけは、日本語教師の栗又由利子さん(51)が、教え子や実習先から受けたフィードバック。以前、教科書に沿って教えていたころ、韓国から来た生徒に「先生の教える日本語は役に立ちません」と言われてしまった。また、受け入れ先の農家で、こんなこともあったそうだ。トラックから牧草を下ろそうとしたら、下に実習生がいた。「危ない! どけっ!」と叫んだがまったく伝わらず、実習生が頭から牧草をかぶってしまった――。 もし、牧草でなく鉄材だった…この記事は有料記事です。残り870文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人藤崎麻里GLOBE編集部専門・関心分野移民難民、外国ルーツの子ども、無国籍、労働組合、少子化、ジェンダー、民主主義関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする






