インタビュー金閣寺も「できたときはケッタイ」 堂本印象の美意識が息づく美術館松本紗知印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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今回紹介する作品は、美術館そのもの! 京都市北区にある京都府立堂本印象美術館は、日本画家の堂本印象(1891~1975)が、外観から内装まで自らデザインしました。カラフルな装飾に彩られた館内に足を踏み入れると、画家の美学が息づく驚きの空間が広がっていました。外観も内装も自分で 桂南光 印象さんの作品は、桜の木の下に女性が座っている日本画を見たことがあります。その絵のイメージが強かったので、美術館の建物を見てギャップにびっくりしました。 森麻紀子学芸員 代表作の「木華開耶媛(このはなさくやひめ)」ですね。このイメージで来館される方はみなさん驚かれます。 南光 時代によって、だいぶ画風が違うんですね。 森 そうなんです。ざっくり言うと、昭和初期までは「木華開耶媛」のような伝統的な日本画を描いていました。戦後は現代社会を主題とするようになり、最終的には抽象へと移っていきます。美術館が開館した1966年は、抽象画を描いていた時期にあたります。 南光 印象さんの抽象画は初めて見ましたが、とても気持ちのいい絵ですね。色づかいが巧みで、このタピストリーの下絵も、はずみと勢いで描いたというより、すごく構成されている感じがします。この美術館は印象さんが全部デザインを手がけているんですね。 森 はい。外観、内部装飾、館内の案内板なども印象がデザインしました。開催中の展覧会では、印象が描いたデザイン原画などを展示して、美術館ができるまでを紹介しています。京都らしくない、と言われても 南光 開館当時、この建物はかなり目立ったんやないですか。 森 京都らしくないと批判も…この記事は有料記事です。残り656文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人松本紗知文化部専門・関心分野文化、芸能、地域振興関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする