インタビュー「コンビニ人間」英訳者が悩んだ音の表現 マニュアル言葉どう訳せば野波健祐印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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日本のコンビニチェーンの礎を築いたセブン&アイ・ホールディングス名誉顧問で、「コンビニの父」と呼ばれた鈴木敏文さんが今年5月、世を去った。米国発祥で日本に上陸してから半世紀余り。大手3社を中心に現在、全国に約5万6千店を数えるコンビニは、人々の暮らしや文化にどんな影響をもたらしたのか。 村田沙耶香さんの芥川賞受賞作「コンビニ人間」は世界的なベストセラーとなり、日本のコンビニのイメージを海外に広めた。英訳した翻訳家・竹森ジニーさんは、コンビニの〈音〉をめぐる独特な表現を、どう訳すべきか悩んだという。コンビニはネットワーク都市の「端末」 建築家・藤村龍至さんに聞くコンビニ発のファッション革命 「社会インフラ」から文化を生む場へ ――初めてのコンビニ体験の記憶はありますか。 あったかい缶コーヒーですね。1998年に初めて日本に来て、早稲田大学に1年間留学しました。寒い冬に大学近くの寮を出て缶コーヒーを買って、ポケットに入れて。 ――出身のイギリスにはそもそも缶コーヒーという文化がないですよね。 あとは肉まん。あったかいものばかりですね。肉はふだんあまり食べないんですけれど、おいしかった。あまり健康的ではない朝食でした。「本当にconvenient!」 ――肉まんが朝食代わりだったわけですね。その後、ロンドン大学を卒業して2002年に再び日本へ。 講談社インターナショナルに編集者として採用されて06年まで働きました。その後もずっと日本に。今は夫の仕事の関係もあって、(茨城県)つくば市に住んでいます。 ――日本で暮らすようになってから、コンビニをどういう風に利用されていますか。 コンビニは本当にconve…この記事は有料記事です。残り2424文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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