深掘り氾濫対策「完了したところで不十分」 基準、雨量増加に追いつかず熊谷姿慧 酒井祥宏 阪田隼人 根津弥印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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千葉県にレベル5大雨特別警報が出た豪雨は、冠水した道路での死者など大きな被害をもたらした。前例がないような集中豪雨が多発し、都市の排水能力を超えて起きる「内水氾濫(はんらん)」などの災害に、どう備えたらいいのか。 千葉県内は13日夕~14日未明、これまでに経験したことのない記録的な豪雨となった。 気象庁によると、千葉市では13日午後6時48分までの1時間降水量が115.0ミリに達し、観測史上1位を更新。8月1カ月の平年の降水量は115.7ミリで、1時間で1カ月分の雨が降った。 市街地では降水量が下水道の限界を超え、行き場を失った雨水が地表にあふれる内水氾濫が発生した。千葉市では冠水した路上などで、死者が相次いで見つかった。【動画】千葉県内の記録的な豪雨から一夜明け。冠水や土砂崩れの被害などが明らかになった=飯野祐平撮影想定変えて整備見直すのは困難 背景には、自治体の対策が近年の集中豪雨の雨量に追いついていない実情がある。 自治体は雨水対策を決める際、これだけの雨に耐える対策をとる、という基準の雨量を設けている。千葉市では2017年に作った方針で、それまで基準としていた1時間53.4ミリを上回る大雨が頻発したため、浸水リスクが高く都市機能が集まる13地区で基準を65.1ミリに引き上げた。 20年間の計画で、雨水貯留…この記事は有料記事です。残り1121文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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