[PR]
(14日、第108回全国高校野球選手権2回戦 神奈川・横浜10―1宮崎・日南学園) 絶体絶命のピンチを、横浜のエース・織田翔希(3年)が切り抜けた。 1―1で迎えた六回裏、先発の小林鉄三郎(2年)が無死二、三塁のピンチを招いて降板。織田がマウンドに向かった。3万4千人が詰めかけたスタンドからは、大歓声が上がった。 申告敬遠で、無死満塁になった。相手の4番・谷口銀次郎(2年)への3球目。甲子園大会で史上最速の156キロのストレート。空振りに。4球目も155キロのストレートで見逃し三振で1アウトを奪った。 続く下川源次(3年)にも初球からストレートを投じて併殺打に抑えて、無失点で切り抜けた。 直後の七回表に味方は4点を挙げ、勝ち越した。試合後のインタビューでの織田の言葉を紹介する。「1球で球場の雰囲気を変えよう」 ――六回のマウンドについて 小林が悪いなりに1失点という最少失点で自分にバトンをつないでくれたので、自分としては「絶対に抑えよう」という気持ちをもってマウンドに上がりました。 ――無死満塁で球場の空気や試合の展開というのはどう感じていたんですか 相手チームの方に流れが行きかけていたんですけども、それを感じて、自分の本当に気持ちをもって投げることができました。野手のみんなもしっかりと併殺に取ってくれたので、本当に自分としてもすごくうれしかったです。 ――最初に三振を取りました。どんなイメージをして入った 「1球で球場の雰囲気を変えよう」という気持ちでマウンドに上がりました。必ず三振を取った方が流れも良くなるんじゃないかなというふうにも思っていたので、すごくいい形で先頭を抑えられたんじゃないかなと思います。 ――3球目には156キロが出ました 目では見ていないんですけど、ベンチに戻った時に言われました。 ――長い歴史で春夏の甲子園でまだ誰も出していない記録になりました 素直に喜んでいいのかなとは思います。まだまだ先があるので、ここで満足することなくしっかりと次に向けて準備したいと思います。 ――この投球が次の回の勝ち越しにつながりました 横浜高校は守備からのリズムっていうことをすごく大切にしていました。試合の前にも監督さんからすごく言われていたので、監督さんを信じて、その結果、野手がしっかりとリズムをつなげて点数を取ってくれた。これからもしっかりと投手としてチームにいい流れを持っていきたいなと思います。 ――どんな投手が自分の中では最高の投手 チームを勝たせるピッチャーが自分の中では一番だと思います。 ――大会を通してどんな成長を見せてくれますか 必ずチームを勝たせて優勝という目標にしっかりと結び付けられればいいなと思います。 ――無死満塁、恐れみたいなのはなかったんですか 自分でもびっくりしたんですけど、本当に恐れとか全くなく、自分なら抑えられるなっていう気持ちがすごくありました。 ――笑顔で楽しんでいるように見えた 絶対に自分が抑えようという気持ちがあったので、その気持ちが笑顔に出たんだと思います。球場のざわつき「うれしかった」 ――マウンドに上がるとき、球場のざわつきなどを感じてどういう気持ちでしたか 本当にすごく率直にうれしいっていうのが1番でしたし、その中で投げられる喜びっていうのも感じながら、本当に視野を広く持って投げることができました。 ――156キロの手応えは…






