2026年8月12日 14時30分藤野隆晃 印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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(12日、第108回全国高校野球選手権大会2回戦 拓大紅陵1―0佐賀商) 24年ぶりの甲子園。拓大紅陵は、待ち焦がれた舞台のマウンドを背番号9の宮沢和聖(とあ)に託した。佐賀商の機動力を警戒し、フィールディングのうまさを買った。その左腕が7回無失点、無四球で8奪三振。三塁を一度も踏ませない快投を見せた。 低めに球を集め、変化球で空振りを奪った。七回には味方の失策から1死二塁のピンチを迎えたが、動じなかった。「考えすぎても投げにくい。『無』の状態でした」。直球で詰まらせ二つのフライアウト。淡々とベンチに引き上げた。【写真・試合結果】拓大紅陵が1点を争う接戦制す 佐賀商、終盤の好機で粘り見せる 背番号1だった昨秋は、平静を保つことができなかった。走者を出すと焦り、制球が乱れる悪循環に陥った。千葉県大会3回戦で敗れた。この春から宮沢の背番号は9になった。 その後、クイックスローの習得に励んだ。投球練習のうち7割ほどの時間を費やし、コンパクトな腕の振りと素早い体重移動を意識した。それが身につくと、走者を背負った状態でも焦らなくなったという。 今夏の千葉大会は2番手投手としての役割を全うした。この佐賀商戦の3日前、坂巻展行監督から先発を託された。「試合になったら背番号は関係ない」。エースのような投げっぷりだった。 殊勲の宮沢は試合後、「二宮(楽)を温存できたのも大きい」と、背番号1のチームメートの存在に触れた。「戦国千葉」と呼ばれる激戦区は宮沢と二宮の両左腕を中心に勝ち抜いた。34年ぶりの夏1勝。それだけで満足するつもりはない。素手でつかんだ34年ぶり白星 拓大紅陵、阪本の1点を守り切った決勝打の阪本、「チャンス紅陵」力に 四回1死一、二塁の好機に拓大紅陵の一塁側アルプスから応援曲「チャンス紅陵」が流れた。 いまや多くの高校が演奏する定番曲の元祖。口ずさみながら打席に入った阪本幹太は「ここでかけてくれるのかとゾクゾクした」。 164センチの上背ながら、1日6~7回の食事で、入学時の55キロから62キロまで鍛えた3年生。リズムに乗って左越えの決勝適時打を放った。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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この記事を書いた人藤野隆晃スポーツ部専門・関心分野スポーツ、ジェンダー関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする






