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小学生の相談に対する答えが、「素敵な考え方」「言葉のチョイスが素晴らしい」とたびたびSNSで話題になるお笑い芸人の小島よしおさん。7月、子ども向けのイベント「生!お悩み相談室」が開かれました。「寒すぎるプールのシャワー、ましにする方法はある?」「歌舞伎俳優になりたいけど、女性はなんでなれないの?」。子どもたちから寄せられた素朴で鋭い質問に、小島さんがひとつひとつ考えを巡らせながら答えていきました。「よしおは冬祭りやアラスカでも水着で…」東京都内で開かれた小学生向けイベント「あそび まなび かがくラボ」(朝日小学生新聞・AERA with Kids・キッズネット主催)。そのステージのひとつ「小島よしおの生!お悩み相談室」に、およそ600人の親子が参加しました。小島さんはまず、事前に寄せられたお悩みに答えます。スライドに映し出されたのは、「プールのシャワーが寒すぎます。ましにする方法はありますか?」という夏らしい相談。季節を問わず〝海パン姿〟で人前に立つ小島さんならではの回答が飛び出しました。「よしおの場合、北海道・旭川の冬まつりの雪上ステージでマイナス20度とか、アラスカでも水着で過ごしたことがあります。あと、冬に滝に打たれたことも。その時にどうやって切り抜けたかというと、声を出すんですね」小島さんはそう言うと、大きな声で「ハッハッハッハッ」と実演してみせました。「心臓の鼓動に合わせるイメージですね。声を出すと体がちょっとホカホカしてくる。滝行のときは声を出さないと気絶しそうでした」参加者にも声出しを促し、会場が一体となって「ハッハッハッハッ」と練習する場面も。ただ、プールでシャワーを浴びるときに急に大声を出すと「どうした!?」と周りを驚かせてしまいます。小島さんは、「一緒に入るお友だちに『声を出すと大丈夫らしいよ』と言ってみんなでやると、よりあたたかくなる」とアドバイスしました。小学1年生のお悩みは「大人になったらなりたいものがない」続いて、将来に関するお悩みが紹介されました。小学1年生の男の子からの質問は「みんなは七夕の短冊に『大人になったらなりたいもの』を書いていたけど、僕は書けませんでした。どうしたら何になりたいか見つかりますか?」というもの。小島さんは「まずお伝えしたいのは、絶対に見つかるから。不安にならないでほしいですね」と語りはじめます。「まだ小学校1年生。小学校でいろんな体験をします。授業、実験、運動会、林間学校、修学旅行。いろんな経験をしていく中で、自分に向いていることや好きなこと、なりたいものが見つかります。よしおも小学生のとき、みんなの前でコントやお笑いをやるのが好きだったんですよ」「なりたいものを『服』に例えるとね、いろんな服を試着していくと、ある服を着たときに『これすごく着心地がいいな』『自分に似合うな』というものが絶対に出てくる。とにかくいろんな経験をしてもらいたいし、本を読んだり、映画やドラマを見たりする中で『これいいな』が見つかります」それでももし短冊に書くことが決まらなかったときは、「『なりたいものが見つかりますように』と書けばいい」と呼びかけました。「女性は歌舞伎俳優になれない?」一緒に考えるイベントでは、会場にいる子どもたちからも、その場で質問を受け付けました。「漢字がうまく書けない」「筆算で速く計算できない」という相談には、「何度も何度もやって諦めないことが大事だよ」と伝えます。そしてそのあと、この日最大の〝難問〟が飛び出しました。ある女の子から投げかけられたのは、「歌舞伎俳優になりたいんだけど、女の人はなんでなれないの?」という問い。鋭い質問に会場が沸きました。現在の伝統的な歌舞伎は、男性のみが演じる形で継承されています。想定を超える質問だったのか、小島さんも「ちょっと待って、すごい、難しいかも。歌舞伎俳優になりたいんだけど、女性はなれない。なんでなれないんだろう。どうしよう。答えていいものなのか」とステージを行ったり来たり。しかし、すぐさま「そういう疑問を持つことはすごく大切だね」と質問した女の子に伝えます。そして頭をひねりながら、「確かに、なんでなれないんだろう。女形があるなら、女の人にやってもらった方がいいような気もするよね。もしかしたら歴史の中に謎があるのかな」と一緒に考えを巡らせました。「でも」と小島さんは続けます。「今までがそうだからといって、これからもそうだとは限らないから。もしかしたら大人になったとき、女性だけの歌舞伎ができる可能性もあるんじゃないかな。なぜ今そうなっているかはわからないけど、これからもそうあり続ける理由ではないんじゃないかな」「歌舞伎座でやらなくても、例えば友だちと一緒に、『女の子歌舞伎』をやっても面白いんじゃないかな。もし歌舞伎俳優になったら、よしおは全力で応援します」「ピーヤ精神」で周りと比べるのはやめよう子育て・教育WEBメディアの「AERA with Kids+」で小学生のお悩みに回答している小島さん。連載を書籍化した「小島よしおのボクといっしょに考えよう」「小島よしおのボクといっしょに考えよう2 小学生のお悩み相談室」(朝日新聞出版)は、シリーズ2冊の累計発行部数が2万部を超え、その内容はSNSでも大きな反響を呼んでいます。この日のイベントでも、全部で八つのお悩みに答えました。最後に子どもたちへのメッセージとして、「比止」「比べることを止(や)めてのびのびトライしよう!」と書かれたスライドが映し出されました。読み方は、小島さんのギャグと同じ「ピーヤ」です。「周りと自分を比べて落ち込んじゃうことが多いかもしれないけど、やっぱり比べるなら『自分』ですよね。『昨日の自分、1年前の自分』と比べて頑張れるような、そういう社会がいいな」「みんなも今日をきっかけに、『ピーヤ精神』で進んでいってほしいなと思います」ニュースが身近になるメディア「withnews」https://www.asahi.com/withnewsTikTokアカウント:https://www.tiktok.com/@withnewsYouTubeアカウント:https://www.youtube.com/@withnewschannel