ストーリーきれいに泳げなくていい 水球模したゲームに熱中 変わる学校プール藤田絢子 小林直子印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする【動画】学校の水泳授業で採り入れられているアクアゲーム(水球)=藤原伸雄撮影

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梅雨の晴れ間が広がった6月、東京・武蔵野市立本宿小学校で水泳授業があった。 「水泳が嫌だなって思う人?」 外部講師の志水祐介さん(37)が問いかけると、半数近くの児童の手が挙がった。志水さんは続けた。「ゴーグルは使いません」。戸惑いの声が児童からもれるなか、授業は始まった。 志水さんは、2016年リオデジャネイロ、21年東京五輪の水球日本代表。引退後は一般社団法人「アスヒロ」を立ち上げ、オリンピアンの学校現場への派遣などを手がけている。 自らも学校などに出向く中で、教員から「ゴーグルなしでは顔を水につけられない子が増えている」と耳にした。「水難事故はゴーグルをしていない時でもおこりうる。まずは怖さをなくしてあげることが第一優先」と広めているのが、この日の授業で行った「アクアゲーム」だ。 水球をアレンジしたもので、子どもたちが安全に楽しめるよう、ルールを工夫。水球は通常、立ち泳ぎで行うが、底に足をつけて移動していいようにした。また、接触が少なくなるように、敵からタッチされたら仲間にパスを出す、という特別ルールも設けている。 ゲームの前には、プールを横に使っての全力走で体を慣らした。がむしゃらに水中を駆ける子どもたち。顔に水がかかるのも、お構いなしだ。 続いて、深く潜ってから、ひざが水面から出て見えるぐらいまで高く大きなジャンプ。水球の基本となる片手でのボールパス練習では、志水さんがこうアドバイスした。「1個500円のたまごだと思ってみて」。キャッチする際のコツを伝え、ゲームを開始した。敵味方に分かれて点数を競い合い、ボールを追いかける中で浮いたり、泳いだりの動きが自然と促されていく。 女子児童は「初めはゴーグルをしないのが嫌だったけど、水に入ったら落ち着いて目をつぶればいいだけだった」。男子児童は「あんまり泳げないから水泳は好きじゃなかったけど、今日はそういうのは気にしなくてよかった」と笑顔を見せた。 この日は、昨夏の水球世界選…この記事は有料記事です。残り1667文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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この記事を書いた人藤田絢子スポーツ部専門・関心分野レスリング、スポーツと社会小林直子東京社会部|教育担当専門・関心分野子育て・教育、スポーツ関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする