「女が落語?」今は昔 蝶花楼桃花さんが語る「あかね噺」のリアルさ川村貴大印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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落語界に飛び込んだ女子高校生が成長していく姿を描く、週刊少年ジャンプ連載の漫画「あかね噺(ばなし)」(原作・末永裕樹、作画・馬上鷹将、落語監修・林家木久彦)がテレビアニメ化され、話題を呼んでいます。女性落語家のトップランナーとして活躍する蝶花楼桃花(ちょうかろうももか)さんに、共感したキャラクターや場面、この20年で起きた「落語界の変化」と「落語の未来」について聞きました。 ――「あかね噺」は女性落語家が主人公です 「この作品はお父さんの落語に憧れた子が成長していくドラマであって、それがたまたま女の子だったという感じに描かれています。私が女性落語家として苦労したところを、朱音ちゃんは背負っていないので、それが見ていて気持ちがいいなと思いました」 ――作品の魅力は 「『落語やネタとの格闘』が中心のお話になっていて、そこが面白いですね。落語家のリアルをすごく丁寧に描いてくれていると感じます」 「朱音ちゃんは入門前に上がった高座で、お客さんから期待したほどの反応がなく、先輩からも『君の落語は身勝手極まりない』と言われてしまいます。その後、居酒屋でアルバイトをする中で、相手が求めるものを察して行動する『気働き』を覚え、営業先の老人ホームで再び高座に上がります」 「そこで朱音ちゃんは、お客さんとアイコンタクトを取りながら、何をすれば喜んでもらえるかを把握し、その場の空気に合わせながら落語を披露し、客席を沸かせます。これはまさに、我々落語家が普段からやっていることです」「あかね噺」高校生の桜咲朱音は、6年前に落語家の父を破門にした重鎮・阿良川一生に父の芸を認めさせるため、父の師匠・阿良川志ぐまに入門を志願。最高位の真打ちをめざす。 ――特に共感するキャラクターは 「人気声優でありながら落語に挑戦する(高良木)ひかるの内に秘めた苦悩には、共感するところがあります」「女が落語やんじゃねえ!」 ――ひかるは「話題性狙い」「売名」と陰口をたたかれることもあります 「私も最初の頃はお客様から『落語を踏み台にするな』とか『やる気がないんだろう』とよく言われました。そんなつもりは全然なくても、そう受け取られてしまう。だからこそ、ひかるの気持ちはよく分かりました」 「前座の頃には、客席から『…この記事は有料記事です。残り1571文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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