インタビュー漫画「あかね噺」ヒットの背景に「落語へのリスペクト」 識者が解説川村貴大印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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落語界に飛び込んだ女子高校生が成長していく姿を描く、週刊少年ジャンプ連載の漫画「あかね噺(ばなし)」(原作・末永裕樹、作画・馬上鷹将、落語監修・林家木久彦)がテレビアニメ化され、話題を呼んでいます。京都精華大マンガ学部非常勤講師でライター、編集者の山脇麻生(まお)さんに、落語を知っていても知らなくても楽しめる本作の「面白さの理由」と「ヒットの背景」を聞きました。 ――「あかね噺」の面白さは 「まず、主人公の朱音が魅力的です。彼女はお父さんの芸が好き、落語が好きという揺るぎない核を持ち、才能があって、努力を惜しまない。打算では動かないけど行動力があって、愛嬌(あいきょう)もあります」 「髪の裾にピンクのカラーを入れた私たちの身近にいそうな子が落語の世界に入っていき、『気遣いとは?』『人を喜ばせるとは?』といった課題に全力で取り組んで答えをつかもうとする姿は見ていて気持ちがよく、主人公として推せます。さらに、兄さんや師匠方といった周りの人たちも魅力あるキャラクターばかりです」「あかね噺」高校生の桜咲朱音は、6年前に落語家の父を破門にした重鎮・阿良川一生に父の芸を認めさせるため、父の師匠・阿良川志ぐまに入門を志願。最高位の真打ちをめざす。 ――ライバルも個性豊かです 「(学生落語大会で朱音と初めて対峙(たいじ)した)練磨家(ねりまや)からしと高良木ひかるがいいですね。からしは器用で古典を現代風にした改作落語が得意ですが、裏で古典を徹底的に研究しています」 「ひかるはアイドル的な要素…この記事は有料記事です。残り1081文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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