筒井次郎印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
[PR]
春と秋の恒例行事「京都非公開文化財特別公開」は、60年以上の歴史を持つ。主催は公益財団法人・京都古文化保存協会(事務局・京都市上京区)。協会はどんな組織なのか。特別公開の目的は。その背景を探った。京の非公開文化財、今秋は過去最多32カ所で特別公開 若冲の作品も 京都古文化保存協会が結成されたのは、戦後間もない1948年。京都の寺社が、文化財を維持するためにお互いの連携を密にすることを目指した。 最初は民間団体だったが、少ない資金では活動に限界がある。そこで、65年に財団法人化し(2011年からは公益財団法人)、会員から集めた基本財産で運営するようにした。京都古文化保存協会友の会「和敬会」会員を募集京都古文化保存協会は、文化財保護の活動を支える友の会「京都和敬会(わけいかい)」の会員を募集している。年会費は一般会員(4千円)、ペア会員(2人で7千円)、学生会員(3500円)。特別公開の招待券(一般5枚、ペア10枚、学生4枚)などの特典がある。問い合わせは同協会(075・451・3313)。保護断たれた寺社、「廃滅一歩手前」も 協会を設立した背景には、京都の文化財の置かれた厳しい状況がある。財団法人の設立趣意書は、窮状を次のように訴える。 明治以降、寺社への保護が断たれ、仏像など文化財の一部は流出。さらに戦後の農地解放で経済基盤を失い、「廃滅一歩手前のものすらある」。さらに修理費の負担に苦しみ、不完全な応急的処理もなされている。未指定の文化財には、全く援助の手がない――。 京都は、仏像や仏画などの文化財を持つ寺社が多い。しかし、観光で潤う寺社は一部に限られる。こうした危機を、物心両面で助け合うことを目指したのだ。 財団法人化した65年の秋…この記事は有料記事です。残り1250文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
【この記事の続きが読める】有料記事が読み放題のスタンダードコースが初回1カ月無料!詳しくはこちら宅配紙面の購読者なら、ダブルコース半年割がお得です。詳しくはこちら
この記事を書いた人筒井次郎文化部|大阪駐在・歴史担当専門・関心分野世界遺産、京都・奈良、寺社・遺跡・文化財関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする






