大正ロマンあふれる洋館「五龍閣」など文化財を特別公開 夏の京都へ2026年8月5日 11時00分日比野容子印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
[PR]
オフシーズンとなる夏の観光を盛り上げようと、京都市と京都市観光協会が主催する「京の夏の旅」。51回目を迎える今夏も、普段はお目にかかれない文化財が、期間限定で特別公開されている。 今回のテーマの一つは、京都の近代建築だ。大正ロマンあふれる洋館「五龍閣(ごりゅうかく)」(京都市東山区)が公開される。五龍閣は、歯科材料総合メーカー「松風(しょうふう)」の創業者、松風嘉定(かじょう)(1870~1928)の邸宅として建てられた。同社は京セラや村田製作所と同じく、清水焼にルーツを持つ世界企業で、五龍閣は清水坂の中腹にたたずむ。 設計は「関西近代建築の父」として知られ、京都に数多くの建築作品を残した武田五一。京都大学のシンボルとして親しまれる時計台や京都府立図書館などを設計したほか、京都市役所本庁舎も監修した。 3階までの吹き抜け階段やステンドグラスで飾られたアーチ窓などがあり、欧州で流行したセセッション(分離派)様式を採り入れた和洋折衷のデザインが見どころだ。国登録有形文化財で、見学は1日6回、ガイドがツアー形式で案内する。 大正期に竣工(しゅんこう)した国重要文化財「旧三井家下鴨別邸」でも、通常非公開の主屋2階の座敷が8月28~30日と9月4~6日に特別公開される。例年この時期に見頃となる百日紅のある池泉庭園の眺めが楽しめそうだ。また、仁和寺では、7代目小川治兵衛が大正期に手がけた国の名勝「御所庭園」が公開され、修復を終えたばかりの白書院の障壁画も見学できるという。 また、「スラムダンク」や「バガボンド」で知られる漫画家・井上雄彦氏が制作した幅約6メートルの屛風(びょうぶ)「親鸞」が、東本願寺の飛び地境内にある渉成園閬風(ろうふう)亭で8月5日から公開される。 9月30日までの午前10時~午後4時半。大人800円、小学生400円。公開期間や公開時間、料金などは場所によって異なることもあり、詳細は公式サイト(https://ja.kyoto.travel/specialopening/summer/)で確認する。問い合わせは「京の夏の旅」文化財特別公開コールセンター(075・585・5181、午前10時~午後4時半)へ。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人日比野容子京都総局|経済(京都・滋賀)専門・関心分野オーバーツーリズム、鉄道・交通政策、歴史文化、医療・介護、クラシック音楽、スキー、料理、欧州など関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする








