現場からスマホを持つ前に 小学生が「黒歴史」で学んだデジタルのふるまい編集委員・宮坂麻子印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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新たな学校や学年で友だちと出会う季節。SNSのやりとりが活発になり、スマートフォンを手放せない子どもも多い。 「いい加減にしなさい」「使う時間を決めなさい」などと制限しがちだが、小学校段階から端末を積極的に使って、デジタル空間でのふるまい方を学ばせようとする動きが広がりつつある。 「いろいろあったよねー。思い出してみてください」。3月、東京都世田谷区立駒繫小学校の3年生の教室。担任の森下華帆教諭の言葉に、「あった、あった!」と教室から笑いがおきた。 1年間の学級内SNSのチャットでのやりとりを振り返り、デジタルと対面のやりとりの違いを考える「デジタル・シティズンシップ」の授業だ。 駒繫小学校では、学校貸与のiPadを毎日、子どもが家庭に持ち帰る。森下教諭のクラスは、そのiPad内のアプリ「Microsoft Teams」のチャット機能を使って、持ち物や宿題、係活動の連絡などをしてきた。そこに、子ども同士が自由にやりとりできるチャネル「みんなのフリースペース」も春から設けた。 「放課後に職員室にいたら、クラスチャットの着信音が、ピコピコ、ピコピコ……って、ずーっと鳴り続けて。数えたら1日で1111個もメッセージが届いていました」 1年前、「フリースペース」をつくった直後のことを森下教諭が振り返った。子どもたちからも次々と、この1年間の失敗談が出てくる。 1人が「バイバイ」のスタン…この記事は有料記事です。残り1608文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人宮坂麻子編集委員|教育・こども担当専門・関心分野教育・こども関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする