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自由な時間が増える夏休み。子どもの「スクリーンタイム」が気になる保護者も多いのではないでしょうか。子どものスマートフォンやデジタルツールの利用、ルールについて、クリエーターや専門家らが語りました。夜10時半から朝5時までスマホは鍵付きボックスに7月上旬、IT大手グーグルが「家庭でのデジタルセーフティに関する説明会」を開きました。登壇者のひとりは、YouTubeで登録者数110万人超の科学実験チャンネル「GENKI LABO」を運営する「元気先生」ことサイエンスアーティストの市岡元気さん。中学2年生の双子と小学6年生の3人の娘を育てる元気先生は、子どもが決められた時間以上YouTubeを見ないように制限をかけても、「いつの間にか突破されている」そうです。「夜中に見てはいけない」と注意しても効果がないため、午後10時半を過ぎたらスマホをタイマー式ロックボックスに入れて、午前5時まで開かないようにしていることを明かしました。しかし、友達は夜中までスマホを使っているのに娘だけ使えないと、仲間はずれやいじめにつながらないかという心配もあります。「子どもたちときちんと話をしながら制限をする必要があり、すごく難しい」と語りました。クリエーターの立場としては、保護者が子どもに「見ていいよ」と言いたくなる動画を作っていきたいといいます。「僕がYouTubeを始めた理由は、アニメやゲームに関連する科学の動画が流れてくれば、受動的に勉強できると思ったからです。例えば、ドラゴンクエストに出てくるメタルスライムを実際に作ってみようと、金属を溶かして融点を知る。アニメやゲームに夢中な子を、少し科学の方に寄せたいと思っていました」「子どもたちにはYouTubeの使い方をきちんと学んでもらい、便利なものとして活用してほしいと思います」グーグル・YouTubeの〝中の人〟が子どもにしていることでは、デジタルサービスを提供する側のグーグル関係者は、家庭でどのようなルールを設けているのでしょうか。登壇したYouTube Japanの早川ゆかりさんは、小学校1年生と幼稚園生の子どもを育てています。「YouTubeはリビングのテレビで見せるようにしています」と話します。「何を見ているのか親がわかりますし、音声検索をするときに『まずそうだな』というものがあれば親が介入できます」小1の子どもは、学校から配布されたタブレットの利用時間を自ら「30分以上はしない」と決め、守っているそうです。グーグルでAIの開発などを担当する全炳河(ぜんへいが)さんは、中学1年生の子どもに小学6年生のときからスマホを持たせています。ただ、スマホを使える時間は午前7時から午後8時までで、計3時間に限定しています。さらに、YouTubeやゲームのアプリはそれぞれ1時間までしか使えないように管理しているそうです。「3時間しか使えない中でどう配分するのかは本人に任せています」全さんは、子ども時代の制限が大人になってから影響することもあると指摘します。「私の知り合いは、親がものすごく厳しくてゲームを一切させてもらえなかったそうです。大学生になって自分でゲームを買ってできるようになった結果、本当に毎日のように徹夜でゲームをしていました。完全にシャットダウンしてしまうと、大人になってから反動があるのではないかと思います」トラブルを「親に言えない」「怒られる」と尻込みさせる前にもうひとり登壇したのは、内閣府「青少年インターネット環境の整備等に関する検討会」の委員も務める弁護士の上沼紫野さんです。子どもの頃、親に禁止されていたマンガを隠れて読んでいたという自身の経験を振り返りました。「子どもは『ダメ』と言われてもいろいろ工夫します。『親に見つからなければやってもいい』となるのが一番問題。制限が必要な理由を子どもに納得してもらうことが大切です」海外では子どものSNS利用について、年齢で一律に規制する動きが進んでいます。先駆けとなったオーストラリアは、16歳未満の子どものSNS利用を制限。日本でも議論されていますが、総務省の有識者会議は一律の年齢制限について「望ましくない」とし、それぞれの事業者で年齢確認の厳格化を検討するべきだとしています。上沼さんは「16歳になって突然SNSを使い始めるほうが危ない」と指摘します。「子どもは小さな失敗から学ぶこともあります。泳ぎ方を知らないまま大海原にデビューするのは怖い話です」第二東京弁護士会が運営する「弁護士子どもSNS相談」では、例年、夏休み明けに子どもからの相談が増えるといいます。「ネット上でトラブルになっても『親に言えない』『怒られる』と感じる子どももいます。親はお子さんの様子をよく見てあげてほしい。『本当に危ないときには親に相談して大丈夫』というメッセージを伝えてほしいです」ニュースが身近になるメディア「withnews」https://www.asahi.com/withnewsTikTokアカウント:https://www.tiktok.com/@withnewsYouTubeアカウント:https://www.youtube.com/@withnewschannel








