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夏ドラマが次々に始まっています。恒例のドラマ座談会は、今回から地上波のゴールデン・プライム帯(午後7~11時)の作品に加え、配信ドラマの序盤も見て採点して感想を語り合いました。ミステリー作品が目立つなか、記者たちが選んだナンバー1のおすすめは? ランキング形式で紹介します。 武田 地上波のドラマと大手配信サービスによる作品を見比べて、「製作費は配信ドラマの方がかなり高いのでは」と感じました。同じ土俵で語ることには無理があるのかも、と思ってしまいました。 林 地上波は配信に負けていないと感じました。テレビ東京系「リーガルビート ―逆転の法廷―」では、吃音(きつおん)のある新人弁護士がラップで弁護するという一見大胆な設定ですが、「自分の思いを伝えるための手段」として丁寧に描かれているので違和感がありません。 依頼人が抱える社会問題にも誠実に向き合っている。潤沢な予算がかけられているようには見えなくても、内容の「面白さ」で勝負できていると思えた作品がいくつもありました。怪しい中島歩、新境地の比嘉愛未 夏ドラマで「俳優力」発揮する役者夏の配信ドラマ、記者のおすすめは? 地上波と見比べて議論白熱 宮田 意見が分かれましたね。いまや、地上波か配信かを区別せずに見たいドラマを選ぶ、という人も少なくない。「視聴者が、自分の限られた時間をどのドラマに費やすか」という観点で見れば、地上波も配信も同じ土俵に立っている。そう考え、今回はこの形式で座談会をやることにしました。 さて、私たちが選んだランキング5位を中心に議論を進めていきましょう。5位「Tokyo middle 30」 誰もが共感できる 5位は、仲里依紗が主演する、フジテレビ系の「Tokyo middle 30」です。Amazon Prime Videoの「クロエマ」を小差でかわしました。 武田 男性の自分が見て面白いのか半信半疑でしたが、すっかり引き込まれました。「高校時代に思い描いた未来と現実のギャップ」への悩みというのは、誰もが共感できるテーマだと思う。登場人物それぞれが悩みを抱えている、という人物描写が良かったです。 大西 東村アキコの漫画を原作とした「東京タラレバ娘」や、岡田恵和が脚本を手掛けた「彼女たちの時代」を思い出しました。今作は中国ドラマのリブートなんですよね。 林 30代女性の私には刺さりました。結婚や出産を考える年代なので、子どもがいてもいなくても誰もが悩みを抱えている、ということを描いてくれることに励まされます。 のんの透明感や深川麻衣の演技力、風間俊介の「結婚してくれなさそうな彼氏」のリアルさも印象的でした。4位「VIVANT」 置いてきぼりなのに面白い 岩本 4位は「VIVANT」でしたね。2023年に放送された際、内容を考察する意見がSNS上で飛び交い、人気を博した作品の続編です。 豪華なキャストや海外ロケによる映像なども魅力的な作品ですが、今回の新シリーズの初回は「視聴者を置いていく」作りになっていたのがすごかった。登場人物の紹介もない。もともと複雑な物語でもあり、私は事前に復習しましたがついていけなかった。それなのに、なぜか面白い。この感覚は「VIVANT」ならではだと思いました。 武田 配信ドラマに対抗でき…この記事は有料記事です。残り4028文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする






