2026年8月5日 22時10分室田賢印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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(5日、第108回全国高校野球選手権大会1回戦 札幌日大1-3仙台育英) 雨が降る前に傘をさす。仙台育英の須江航監督は、自身の選手起用を天気で例えることがある。 この日も暗雲が立ちこめる前に、手を打った。 先発の古川諒弥は「行けるところまでいく」と序盤から飛ばした。抜け球は多かったが、要所で締めて無失点を継続。だが、六回の先頭から2者連続で出塁を許し、犠打で1死二、三塁を背負った。 スコアは2―0。ここで須江監督は動いた。被安打2と粘投していた古川に代えて、最速140キロ超の福井勇翔をマウンドに送り出した。 早めの継投にも映ったが、須江監督は「(福井の力は)古川と対等」ときっぱり。 福井は、満塁から死球を与えて1点を失ったが、「まだ勝っている」と引きずらなかった。最後は自信のある直球で空振り三振。ピンチを最少失点で切り抜けた。 さらに七回からは3番手・梶井湊斗にスイッチ。こちらも「スパッと代えた」と須江監督。背番号1を背負う右腕が九回まで無失点で締めた。先手の継投策が実り、逃げ切りに成功した。 仙台育英は宮城大会5試合のうち、4試合を継投で勝ち上がった。古川は言う。「全国トップレベルの投手はいないが、各投手が自分の持ち味と役割を認識している」 心地よい風が吹く夜の試合を終え、「体力はまだ十分ある。次戦も全然投げられる」と語る古川に、福井は「もっと投げたい」。4年ぶりの頂点へ、余力を残して好発進した。大会第1号の田山「気持ちよかった」 仙台育英の田山纏(まとい)が大会第1号となる本塁打を右翼席中段に運んだ。 四回1死で左打席に入ると大きく口を開けて叫んだ。野球をやっていた三つ年上の姉が打席で雄たけびを上げるのを見て「そういうものだと思い込んで」保育園時代に始めた習慣だ。 3球目の変化球を捉えると、拳を握ってまたほえた。「打った瞬間に確信できた。気持ちよかった」有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人室田賢スポーツ部|高校野球担当専門・関心分野スポーツ、社会関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする






