ストーリー奥田薫子印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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小学6年生の荒川楽さん(11)は、81歳の祖母を尊敬している。春休み、2人一緒にダムを訪れたら、杖無しで2万歩も歩いた。 「いつまでも元気なおばあちゃん」。長距離走が好きで連日2~3キロは走るという楽さんも舌を巻く健脚ぶりだ。 7月中旬、その祖母と電話で話していた母が、新たな「おばあちゃん伝説」を教えてくれた。人助けをして、警察署で表彰されることになったそうだ。 思わず「おぉ、すげえ!」とうなった。祭りの後の静かな街で 少し前のある月曜日のこと。楽さんたちが住む神奈川県平塚市は、日本三大七夕祭りの一つとも言われる「湘南ひらつか七夕まつり」が終わったばかりで、街は日常を取り戻していた。 夕方、楽さんの祖母の宮川千代子さんは自宅マンションの一室で新聞をめくっていた。落語家の立川談志さんが生前よく言っていたという言葉が紹介されていた。 《親切だけが人を納得させる》 親切は、あんばいが難しい。意識し過ぎるのはちょっと違うし、度を超せば迷惑になる。そんなことを思いながら読んでいると、防災無線が流れてきた。 高齢の男性が行方不明になっ…この記事は有料記事です。残り769文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする






