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熊本県を震源とする最大震度7の地震が7月28日午後4時半ごろ、発生しました。イオンモール熊本(嘉島町)の爆発で死者が出るなど大きな被害が出たほか、多くの人が酷暑の中で避難を強いられています。熊本地震の最新情報をお伝えします。【まとめてわかる】熊本地震 被害状況、イオン、震源、経済、寄付は【被災状況マップ】各地の様子を写真で【避難生活】猛暑、停電、断水… 命を守るために気を付けたいポイント■■■3日の動き■■■18:00アイシン九州、一部製品で生産再開 大手自動車部品メーカーのアイシンは、熊本地震で被災した子会社のアイシン九州について、ドア関連とエンジン関連の一部製品の生産を2日から再開したと発表した。引き続き復旧作業を進めるとしている。 再開した製品の中には、ドアの開閉角度を調整する「ドアチェック」も含まれるという。10年前の熊本地震では、「ドアチェック」の拠点だったアイシン九州が被災したため自動車各社の生産に影響した。16:10意見交換した被災者「首相が『支援頑張ります』と」 氷川町の避難所となっている氷川中学校で、高市早苗首相と意見交換をした被災者の島田博行さん(79)が取材に応じた。高市首相に対し、自宅近くに断層のずれが表出した被災の状況にあぜんとしたこととともに「いろんな団体などから人的、物的援助をいただき、日本人として本当に良かった」と伝えたという。 避難所での生活は快適だというが、「ほかの被災者と同居しているので夜はあまり眠れない。住宅や水道、道路などのインフラ整備を早くしてほしい」と語った。 同じく氷川中学校で避難生活を送る、松本久美子さん(79)は「高市首相が『支援をしっかり頑張ります』とおっしゃっておられて安心した」と話した。雑魚寝、ミルク…「プッシュ型」のはずの物資、なぜ避難所に届かない16:00観測史上もっとも暑い熊本県に 熊本県内は3日、多くの地域で観測史上もっとも暑い一日となった。気象庁によると、熊本市で40.3度、菊池市で40.2度を記録して県内では観測史上初めて40度に達し、酷暑日になった。ほかにも甲佐町で39.8度、宇城市で39.2度、八代市で39.0度などと酷暑日に迫り、いずれも観測史上でもっとも高い気温を記録した。 被災地は今後も危険な暑さが続く見通しで、熊本市の最高気温は4日に38度、5日に39度と予想されている。環境省と気象庁は4日について熱中症警戒アラートを出し、こまめな休憩、水分や塩分の補給を呼びかけている。高齢者やこどもは体の異変を自覚しにくかったり、周りに伝えることが難しかったりするため、特に注意が必要だ。「すでに複合災害」熊本地震と猛暑 「被災後防災」を識者が呼びかけ16:00知事、酷暑日で「備えを万全に」 熊本市で40度を超える酷暑日となるなど被災地で危険な暑さになったことを受け、木村敬知事は熊本県の災害対策本部会議で「引き続き暑さへの備えを万全にしていく必要がある」と語った。 木村知事は会議後、報道陣に対し「熱中症が被災地にとって重要な対応、対応すべきこと。暑い時期が続くので、避難所で保健師などと被災者や避難者に対する支援を今後とも強化したい」と語った。16:00住宅被害、1万2千棟に 熊本県の災害対策本部は、3日午後2時時点での住宅被害の数が1万2024棟(推計値含む)に上ったと発表した。3日午前7時半の集計から7402棟増えた。全壊した家屋は519棟増えて700棟となった。八代、宇城市などの被害が新たに計上された。15:20高市首相、被災者と面会「できることを全部やるつもり」 高市早苗首相は、震度7を観測した熊本県氷川町の避難所で被災者と面会し、「国でできることを全部やるつもりで来た」と述べた。 首相は約20分、複数の被災者から話を聞いた。病院を退院後に避難所で生活している被災者の声を聞き、「町外のホテルと旅館の借り上げをして、順次移っていただける対応をしている」と説明。さらに「明日には自衛隊の大きな船が着き、そこには医療施設もある」と声をかけた。15:00両陛下と愛子さま、「深く心を痛められている」 熊本県は、天皇皇后両陛下と愛子さまから地震に対するお見舞いの気持ちが伝えられたと発表した。側近から伝えられた内容によると、多くの尊い命が失われて悼まれており、建物倒壊や火災、爆発など甚大な被害が生じていることに深く心を痛められているという。 また、被害にあった方々、とりわけ断水が続き厳しい暑さの中で避難生活を送っている方々に心を寄せてお見舞いの気持ちを持たれており、支援活動などに当たっている方々にねぎらいの気持ちを持たれているという。 さらに、10年前の地震からの復興に進んできた中で熊本が再び大きな被害を受けたことに心を痛められていると伝えられた。一日も早く被災者が日々の生活を取り戻すことを願われているという。15:00クーラーボックスいっぱいの棒アイス 「どうぞ、食べて。暑いから」。熊本県氷川町の町役場前では、名古屋市から来たという会社経営の男性が、給水に来た住民や支援者、自衛隊員らに、クーラーボックスいっぱいに詰まった棒アイスを差し出していた。 目を開けるのも痛いような日差しが照りつける中、高齢者も子どもも恐縮しながら受け取り、食べながら帰って行った。 何かできることはないかとボランティアに来て3日目。近くに親族宅があるという。前日に、車中避難していた女性が熱中症で亡くなっていたというニュースを見て、危機感を強めた。 記者が名前を尋ねると、「自分は全然。もっと別の人を取材してあげて」と固辞していた。14:24熊本市で40.3度を記録、観測史上初 熊本市で3日午後2時24分、40.3度を記録し、酷暑日となった。熊本県内で40度以上を記録するのは観測史上初めて。 熊本県内ではほかにも、午後2時までに菊池市で39.9度、甲佐町で39.8度などと酷暑日に迫る気温となっており、観測史上もっとも高い気温を更新している。環境省と気象庁は熱中症警戒アラートを出し、こまめな休憩、水分や塩分の補給を呼びかけている。高齢者やこどもは特に注意が必要だ。 熊本市では2日に38.9度を記録し、観測史上最高を更新していた。被災地は今後も危険な暑さが続く見通しで、熊本市の最高気温は4、5日ともに38度と予想されている。酷暑の避難所、乾いたタオルで汗拭かないで 専門家が語る体臭対策14:00宇城市で応急仮設住宅の建設始まる 熊本県宇城市松橋町曲野では、応急仮設住宅の建設が始まった。県職員らが建物を建設する位置を確認した後、トラックで石を運び、ショベルカーで地ならししていた。 宇城市は3カ所、氷川町は1カ所に計70戸を建設予定。県の住宅課の担当者は「安心した生活を早く届けたい」。氷川町は9月上旬、宇城市は9月下旬に入居が可能になる予定という。13:30ホテルへの2次避難の募集開始 避難所生活での被災者の負担が大きくなる中、熊本県は2次避難先となるホテルや旅館への避難受け付けをインターネットで開始した。八代市、宇土市、宇城市、氷川町の被災者が対象。近日中には、専用コールセンターを設けて電話でも対応する。車中避難の女性は初の「災害関連死」疑い13:30熊本市長「在宅避難の状況が災害関連死につながる」 熊本市は午後1時半から災害対策本部会議を開いた。会議では、市が避難所や車中泊の避難者への熱中症対策のための物資を手配中であることが確認された。 市内では車中泊はほぼなくなった一方、在宅避難をしている人は多いとみられる。大西一史市長は「在宅避難の状況が災害関連死につながってくる。急いで状況を把握していただきたい」と担当局に指示した。13:30八代市、罹災証明の申請受付をオンラインで開始 熊本県八代市は3日午後1時から、罹災(りさい)証明の申請の受け付けをオンラインで始めた。担当課によると、1時間ほどで300件を超える申請が寄せられた。 罹災証明は住家の被害の程度を証明し、被災者が公的な支援を受ける前提になる。市では災害対応のため窓口で対応できる職員数が限られており、まずオンラインで受け付けることにした。県内で甚大な被害が出た2020年の「熊本豪雨」をきっかけに市がシステムを整えたもので、昨年8月の豪雨災害に続く運用という。 市は8月10日をめどに、本庁や支所などの窓口でも受け付けを始められるよう準備している。13:00正午までに熊本市38.9度、八代市36.1度 気象庁によると、熊本市は3日正午までに38.9度を観測し、前日2日に記録した観測史上最高気温に早くも並んだ。最高気温は40度の酷暑日になると予想されており、被災地は危険な暑さとなる見通しだ。 被災地はこのほか、正午までに益城町と甲佐町で37.4度、八代市で36.1度など、各地で猛暑日を観測している。 これまでに熊本県内で40度に達したことはなく、観測されれば史上初めてとなる。環境省と気象庁は熱中症警戒アラートを出し、こまめな休憩、水分や塩分の補給を呼びかけている。高齢者やこどもは特に注意が必要だ。11:29高市首相が熊本空港到着 高市早苗首相が熊本空港に到着した。被災地を視察し、避難所を訪問する。7月28日の熊本地震の発生後、首相の被災地入りは初めてとなる。11:10ふるさと納税を活用した寄付、7億3千万円に 熊本県で最大震度7を観測した地震をめぐり、木原稔官房長官は3日の記者会見で、ふるさと納税を活用した被災自治体への寄付額が計7億3千万円に上ったと明らかにした。 木原氏によると、ポータルサイト大手4社が災害支援の特設サイトを開設した。被災地以外の自治体がふるさと納税による寄付を受け付ける動きも広がっており、代理の団体を含め、自治体としては200を超える団体が寄付を受け付けているという。 木原氏は「ふるさと納税制度の趣旨に沿うものだ」との考えを示した上で、「協力をいただいている方に心から感謝を申し上げたい」と語った。10:00八代市災害ごみ、午前の受け付け即終了 災害ごみ置き場を3日に開設した熊本県八代市。午前9時の受け付け開始時にすでに200台以上の車が並び、八代市新港町のごみ置き場を取り囲む1周約2キロの道路には車列ができた。 市によると、開始時点で午前中の受け付け分を上回った。その後も、続々と並んだが、みな午後の受け付けになるという。 午前10時20分に並んだ八代市内の男性は、「午前と午後にくれば片付くと思ったけど、やはりそうはいかんね」。午後の搬入をめざして並び続けるという。10:00熊本市・八代市など朝から30度越える 熊本地震の被災地は3日、熊本市で最高気温が40度の酷暑日になると予想されるなど、危険な暑さとなる見通しだ。気象庁によると、午前10時までに熊本市で35.5度とすでに猛暑日となっているのをはじめ、八代市で34.6度、甲佐町で33.4度、宇城市で31.8度と、朝から30度を超えている。 これまでに熊本県内で40度に達したことはなく、観測されれば史上初めてとなる。環境省と気象庁は熱中症警戒アラートを出し、こまめな休憩、水分や塩分の補給を呼びかけている。高齢者やこどもは特に注意が必要だ。10:00イオンモール熊本で死亡 会社の指示を幹部説明 最大震度7の熊本地震の後、イオンモール熊本(熊本県嘉島町)で発生した爆発で、従業員2人が命を落とした雑貨店の運営会社「ハビタ」(熊本市南区)の幹部が3日、朝日新聞などの取材に応じた。湯瀬剛二取締役(64)は地震後に従業員2人が避難後、店長を通じて2人にレジの売上金を金庫に移すよう求めたことを明らかにした。 親族らによると、死亡した1人は大竹玖瑠美さん(22)。地震後に一度、モール外の駐車場に避難したが、偶然遭遇した親族に「会社からレジの売上金を金庫に入れるように言われたから戻る」と言い残し、同僚とともに館内に戻った後、爆発に巻き込まれた。 湯瀬取締役は「このたびは2名の尊い命を失ってしまい、申し訳ありませんでした」と述べた。イオンに戻った5分後に爆発、22歳の女性が犠牲09:00氷川のごみ仮置き場に長蛇の車列 震度7を観測した熊本県氷川町で、災害ごみの受け入れが始まった。午前9時の受け入れ開始前から、仮置き場には使えなくなった家財道具などを積んだ車の長い列ができた。 テレビなどを持ち込んだ女性(75)は、午前6時から並んだ。「自宅の建物は大丈夫だったが、家の中がごちゃごちゃ。でも、捨てられて気持ちも少しは落ち着いた」。町内の男性(71)は、自宅は倒壊をまぬがれたものの住める状態ではないという。「(ごみの)搬入はとてもじゃないけど1回では終わらない。先が見通せないのが不安だ」と話した。09:00罹災証明「まだ受け付けていなかった」 熊本県氷川町宮原の泉富美江さん(78)と次男の裕二さん(57)は、町役場の前の日陰で座り込んで話していた。「罹災(りさい)証明を申請しに来たが、まだ受け付けていなかった」 夫、義妹と暮らす自宅は倒壊し、車中泊の後、地区の公民館に身を寄せる。夫も義妹も地震で体に家具がぶつかり、黒くなったあざが残るが、まだ一度も病院に行けていないという。 「おととい、地震から5日目でやっと初めて着替えができた。まだ一度もお風呂に入れていないから頭がかゆい」09:00東京エレクトロン工場、本格的に再開 東京エレクトロン九州(熊本県合志市)は本格的に工場の稼働を再開。自家用車やバスで出勤する従業員の姿がみられた。復旧をめざす近くの台湾積体電路製造(TSMC)工場でも、作業服姿の従業員らが出入りしていた。07:40災害派遣の自衛隊車両が絡む多重事故 福岡県警高速隊によると3日午前7時40分ごろ、福岡県古賀市青柳の九州自動車道下りの古賀インターチェンジ付近で、自衛隊車両や乗用車など計6台が絡む多重事故があった。けが人は確認されていないという。 防衛省陸上幕僚監部によると、陸上自衛隊大宮駐屯地(さいたま市)の第32普通科連隊の車両で、熊本地震の災害派遣で現地に向かっていた。【31日の詳報】10年前は自宅全壊、今度は母を失う 救助「終了」【30日の詳報】日本製紙の工場で8人、イオンモールで7人死亡確認【29日の詳報】イオン爆発で犠牲者 社長会見「深く深くおわび」【28日の詳報】熊本で震度7、イオンや日本製紙工場で被害 発災日






