【動画】イオンモール熊本の爆発の瞬間=関係者提供

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熊本県を震源とする最大震度7の地震が28日午後4時半ごろ、発生しました。爆発が起きたイオンモール熊本(嘉島町)では死者が確認され、各地で被害が出ています。情報をこちらでお伝えします。【まとめてわかる】熊本地震 被害状況、交通の影響、断層、主な震度【被災状況マップ】各地の様子を写真で【避難生活】猛暑、停電、断水… 命を守るために気を付けたいポイント■■■31日の動き■■■17:00猛暑日の被災地、熊本県甲佐町で36.3度 被災地は31日、各地で猛暑日となった。気象庁によると、午後4時までに熊本県甲佐町で36.3度、熊本市や八代市で35.7度を観測した。九州は今後も高気圧に覆われる見通しで、熊本市は今後1週間、最高気温が35度以上の日が続く見通し。8月3日は40度と予想されており、「酷暑日」となる恐れもある。環境省と気象庁は熊本県内に熱中症警戒アラートを出し、エアコンの使用やこまめな休憩、水分や塩分の補給を呼びかけている。 また気象庁は太平洋を進む猛烈な台風13号(ドルフィン)について、「現時点では九州に上陸せず、沖縄・奄美を進む可能性が高い」との見解を示した。ただし、被災地では台風の影響により、暖かい空気が山を越えて高温の風となって吹き込む「フェーン現象」が生じ、「顕著な高温」となる恐れがあるという。地震で地盤が緩んでいる地域では、雨によって土砂災害が起こる可能性もある。16:001507棟が被害、さらに広がる可能性 熊本県は31日午後に災害対策本部会議を開き、現時点で確認された地震による住家被害は1507棟と発表した。震災後、初めて住家の被害状況を明らかにした。 県の午後2時時点のまとめでは、全壊179棟、大規模半壊20棟、半壊220棟、一部損壊1021棟。分類未確定も67棟ある。 震度7を観測した宇城市や震度6強を観測した熊本市など、一部の自治体のデータは上がってきておらず、被害はさらに広がる可能性があるとみられる。13:30ソニーグループの工場、8月4日から操業再開へ ソニーグループは、熊本県菊陽町にある画像センサーの工場の復旧作業が進み、8月4日から段階的に操業を再開すると発表した。8月中旬には地震発生前の稼働水準まで戻る見込みという。12:20高齢者の家を回り、パンや水を 八代市中心部にある横手上町第3区では、民生委員や老人会が中心となって区内に1人で住む高齢者の家を回り、パンや水を届けている。 老人会長の丸田健一さん(60)によると、地震後も自宅で過ごす65歳以上は約30人。29日から午前と午後に支援物資のパンと水を配っている。 避難所へ行かず、夜は車中泊をして過ごした女性(82)は「これまでの災害でも避難所に行ったことがないので、今回も行っていない。こうして食料を配ってもらえるのはありがたい」と話す。 丸田さんは「食料を配って回ることで、みなさんの状況も確認できる。これからも続けたい」と話した。12:00何とか助かってほしいと願ったが 多くの民家が倒壊し、川沿いの建物は基礎もろとも崩落して水没するなど、地震による大きな爪痕が残る熊本県八代市鏡町。その一角にある民家が崩落し、一人暮らしの飯田君子さん(89)は亡くなった。 あの地震から72時間が近づく31日正午ごろ。母の葬儀を終えた次女の田中二三代(ふみよ)さん(62)は、現場を訪れ、「どうすればいいのか」と、惨状に声を落とした。 母に最後に連絡したのは、地震があった7月28日の朝。持病のある母に通院について伝えた。その日の夕方、震度6強の激しい揺れが八代市を襲い、母を案じて電話をかけたが、つながらなかった。 先に実家に着いた兄から送られてきた写真を見た。屋根が崩れ落ち、家を支えていた柱やはりが折れたり、砕けたりして散乱した様子を見て、「これはだめかもしれない」と思った。 救助隊による捜索が始まり、何とか助かってほしいと願った。翌朝に母は見つかったが、思いは届かなかった。 変わり果てた実家を目の前にして、二三代さんは10年前を思い出していた。2016年の熊本地震では自宅が全壊する被害を受けた。そして今度は実家を破壊され、母を失った。 「今でも、信じられない」 突然の別れに、気持ちの整理はできない。11:40「救助事案、イオンを除き終了していると報告受けた」 木原稔官房長官は31日午前の記者会見で、熊本県で震度7を観測した地震での救助活動について、「警察と消防からは、熊本県において通報を受けた救助事案への対応は、イオンモール熊本(熊本県嘉島町)を除き、すべて終了しているとの報告を受けた」と述べた。 木原氏はイオンモール熊本では、警察犬などを活用して建物内に取り残されている人がいないかなどの捜索を続けていると説明。「(不明者の生存率が下がるとされる)『発生72時間』がまもなくやってくる。救命救助を要する方が残っていないかなど、引き続き関係機関が連携し、漏れのないように全力で確認を行う」と述べた。11:15トヨタ、福岡3工場の稼働停止延長 部品供給滞る トヨタ自動車は31日、熊本県で発生した地震を受けて稼働を停止している福岡県の3工場について、8月5日まで稼働の停止を延長すると発表した。また、新たに愛知県の1工場の稼働も8月3~7日に停止する。 トヨタ子会社のトヨタ自動車九州は28日の地震発生を受けて、高級車ブランド「レクサス」をつくる宮田工場(福岡県宮若市)など福岡県の3工場の稼働を停止。翌29日朝から3工場の稼働を再開したが、同日夕方から31日までの操業停止を決め、土日を挟んだ8月3日以降は未定としていた。 トヨタ系部品メーカーのアイシンの子会社が運営する熊本市の工場が被災。部品供給が滞っているのが影響しており、レクサスなどをつくる田原工場(愛知県田原市)の稼働を停止することも新たに決めた。 アイシンはトヨタ以外にも部品を供給しており、日産自動車の福岡県の工場や三菱自動車の岡山県の工場が操業を停止するなどの影響が出ている。11:00緊急消防援助隊や地元消防、98人救助、620人を救急搬送 林芳正総務相は31日の閣議後会見で、熊本地震に関して「インターネット上の根拠不明な情報の流通拡散も指摘されている。災害に関する情報については政府、自治体や報道機関の情報で確認をしていただくようお願い致します」と述べた。 また、総務省消防庁は緊急消防援助隊と地元消防本部が連携して約1400人規模で活動し、これまでに98人を救助、620人を救急搬送(ヘリによる搬送含む)したと明らかにした。10:00熊本市、36度予想 熱中症警戒アラートも 被災地は31日も朝から気温が上がっている。気象庁によると、午前9時までに熊本県甲佐町で31.6度、八代市で31.5度、天草市で31.2度、熊本市で30.0度などと、各地で真夏日を観測している。 熊本市の最高気温は36度と予想されており、日中は各地で猛暑日になりそうだ。環境省と気象庁は県内に熱中症警戒アラートを出し、こまめな休憩、水分や塩分の補給を呼びかけている。高齢者や子どもは熱中症になりやすく、避難生活などで特に注意が必要になる。 猛烈な台風13号(ドルフィン)は太平洋のウェーク島近海を西北西に進んでいる。今後、8月1~4日に南鳥島や小笠原諸島の近海を西に進む見通し。その後の進路はまだ不透明だが、九州などに近づく可能性もあるとみられる。 31日午前9時現在、中心気圧は910ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は55メートル、最大瞬間風速は80メートル。気温40度、湿度50%、記者が体験 熱中症までに体内で起きること猛暑、停電、断水… 命を守るために避難生活で気を付けたいポイント09:50オンワードHD、従業員2人の死亡を発表 アパレル大手のオンワードホールディングスは31日、イオンモール熊本で勤務し、安否確認中だった2人の従業員について、死亡が確認されたと発表した。オンワードは地震当日に勤務していた他の従業員1人が亡くなったことを明らかにしていた。09:30石川県能登町から熊本県氷川町へ「トイレカー」支援 熊本県氷川町に31日、能登半島地震で被災した石川県能登町の役場から「トイレカー」が届いた。 能登町総務課の山口竜次郎主幹によると、30日午前10時に職員4人で町を出発。陸路を走り、31日午前9時半に氷川町役場に着いた。 トイレカーは軽トラックを改造したもので、洋式のトイレ2台が付いている。側面には奥能登の伝統的祭りの「あばれ祭」の写真が印刷されている。 氷川町は畳の生産地として知られ、能登地震の際に畳を支援したといい、山口主幹は「氷川町から1千枚ほどの畳を支援してもらい、大変助かった」。 能登地震当時、能登町はトイレカーを持っていなかったが、いつかどこかの被災地で役に立つのではないかと思い購入したという。山口主幹は「今回、トイレで困っている人たちのお役に立てれば」と話した。09:30避難者は9105人、7万9100戸が断水 熊本県災害対策本部によると、熊本地震の死者は35人になった(うち1人は災害との関係を調査中)。最も多いのは八代市の20人。31日午前7時半時点での避難所での避難者は9105人で、7万9100戸が断水している。09:00罹災証明書の申請受け付け、開始時刻前に受け付け終了 熊本地震で震度7を記録した宇城市では、生活の再建に必要な罹災(りさい)証明書の申請受け付けを午前9時から始める予定だった。しかし、早朝から市民が詰めかけ、開始前に市側が見込んでいた200人を上回ったため、受け付けを終了し、「門前払い」に納得がいかない人が市職員に激しく詰め寄る場面もあった。 家族3人で来ていた男性は「定員があるのならちゃんと事前に周知すべきだろう。家の片付けなど忙しい中で朝から出てきたのに……」と、怒りが収まらない。 市は急きょホームページで市役所本庁での受け付けを終了したことなどを告知したが、知らずに来る市民らが後を絶たず、職員らは説明に追われていた。07:41「ガソリン切れてます」 深刻な燃料不足 熊本地震の被災地では燃料不足が深刻だ。八代市のガソリンスタンドでは、「ガソリン切れてます」の貼り紙があるが、すでに50台ぐらいが再開を待って並んでいる。先頭の車は午前5時30分から待っているという。 従業員によると、補給を受け、今のところ、正午ごろに給油ができる予定だが、遅れる可能性もあるという。並んでいる客に説明したが、それでも行列は絶えないという。06:08九州新幹線の博多―熊本間 本数を減らし再開 熊本地震の影響で運転を見合わせていた九州新幹線の博多―熊本間は31日、3日ぶりに運転を再開した。JR九州によると、上下線ともに本数を減らして運行する。 同区間は地震の影響で、架線の断線やレールのゆがみなどが生じたが、安全が確認されたという。被害の大きい熊本―鹿児島中央間については引き続き運休し、復旧には時間が掛かるという。 JR熊本駅では、午前6時8分発の博多行きの始発に乗るため、スーツケースや大きなバッグを持つ乗客の姿があった。 大阪府貝塚市に住むパートの女性(68)は熊本県八代市にいる母親の入院の手続きで、28日午前に帰省していた。実家では電気や水道は使えたものの、食料の入手が困難で、「何一つ食べるものがなく、自販機で麦茶くらいは買えたけど水もほとんどなかった」と話した。 女性は「(自宅に)戻れるのはすごくうれしい」と安心する一方、「熊本の大変な状況もわかっているので、うれしいだけでは帰れない」と不安げな表情を浮かべた。0:0030代~64歳の男性9人が日本製紙八代工場で死亡 熊本県八代市などを管轄する八代広域行政事務組合が、煙突が倒壊した日本製紙八代工場(熊本県八代市)での救助結果を発表した。死亡したのは、30代~64歳の男性9人。ほか、57歳と64歳の男性2人が重傷だという。30日午後6時までに11人全員が救助されていた。■■■30日の動き■■■21:30日本製紙八代工場、最後の1人救助 建物が崩れて11人が閉じ込められた日本製紙八代工場(熊本県八代市)で、最後の1人が救助された、と熊本県が明らかにした。容体は不明。他に取り残された人はいないと確認し、30日午後6時に捜索は終了したという。11人のうち、8人の死亡が確認され、2人は中等症。19:45通信大手3社、通信障害が復旧したと発表 NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの通信大手3社は30日夜までに、熊本地震による通信障害が復旧したと発表した。 基地局の停電や基地局までの伝送路の故障などによって、熊本県八代市、宇城市、人吉市などで通信サービスが利用できなかったり、利用しづらかったりする状況が続いていた。19:40アパレル大手オンワードHD 従業員1人死亡、2人安否確認中 アパレル大手のオンワードホールディングス(HD)は30日、爆発があったイオンモール熊本で勤務していた従業員1人の死亡が確認されたと発表した。ほか2人の従業員の安否も確認中としている。イオンモール熊本には「エニィシス」と「ウィゴー」の2店を出店している。 オンワードHDは「ご冥福を心からお祈り申し上げるとともに、ご遺族の皆様に衷心よりお悔やみ申し上げます」とのコメントを出した。19:10自動車部品大手アイシン、31日から復旧準備始める 自動車部品大手のアイシンは、地震を受けて稼働を止めていた子会社のアイシン九州(熊本市)の工場について、31日から復旧にむけた準備を進めると発表した。電源などインフラの確認ができつつあるためという。ただ、生産再開のめどはたっていない。他の拠点で生産している互換性のある製品を、アイシン九州の納入先に輸送する作業も同時に進めるという。アイシンは「できるだけお客様へのご迷惑が少なくなるよう対応していく」としている。19:00九州新幹線の博多―熊本間、31日朝から運転再開 JR九州は30日、九州新幹線の博多―熊本間の運行を再開させると発表した。上下線ともに31日午前6時台の始発から本数を減らして運行する。博多―筑後船小屋間はすでに再開していた。一方、熊本―鹿児島中央間の復旧作業には時間を要するという。17:00ボランティア「焦らずに、態勢が整ったら」 熊本県の木村敬知事は30日、ボランティアに来る人たちへの呼びかけを報道陣から求められ、現時点では余震が続き、倒壊家屋からの人命救助の活動が続いているため、「焦らずにいていただいて、態勢が整いましたらぜひお越しいただきたいと思っております」と話した。 各市町村において、ボランティアセンターはまだ設置されていない。県の社会福祉協議会は地震の前の6月から災害時のボランティアの事前登録制度を始めていることから、知事は「ぜひそちらにご連絡(登録)いただけたらと思います」と呼びかけた。17:00イオンモール熊本、死者は計7人に イオンは30日、イオンモール熊本(熊本県嘉島町)で新たに4人の死亡を確認したと発表した。29日夕方の会見で心肺停止としていた従業員1人と安否不明としていた3人。これで死者は7人となり、全員が専門店の従業員だった。イオンは亡くなった7人を除く全ての従業員について、安否の確認ができているとしている。避難完了50分後にイオン爆発、なぜ館内に従業員?社長が語った状況防災拠点だったイオンモール熊本で爆発事故 協定結ぶ自治体は困惑【動画】爆発が起きたイオンモール熊本の内部=警察庁提供16:00避難所で「3時間しか寝られなかった」 約700人が避難する熊本県八代市の「八代トヨオカ地建アリーナ」では、被災者がマットや座布団、段ボールなどを敷いて過ごしている。 避難所から約1キロ離れた同市横手本町に住む田口賀得(よしかず)さん(64)は地震直後から夫婦で避難するが、30日昼まで敷物がなく、「床が硬くてなかなか寝付けない。いつもなら8時間は寝るが、3時間しか寝られなかった」と話した。 避難所の担当者によると、敷物については「被災者の持参が原則」という。 田口さんは見回りに来た市議会議員の勧めでようやく段ボールを敷いたが、「やはり何か敷けるだけで違うが、自己責任だと思うので仕方ない」と話した。熊本地震48時間後でも整わぬ「TKB」 10年前と変わらぬ避難所16:00地震による人的被害は120人 熊本県発表 熊本県は30日午後に災害対策本部会議を開き、熊本地震による人的被害は120人になったと発表した。 死者は34人で、そのうち市町村が災害が原因で亡くなったことを確認した死者は25人。日本製紙八代工場で8人、イオンモール熊本で7人の死亡が確認された。死者は30日午前の発表から17人増えた。 ほかに、重症が5人いる。 また、406所の避難所に計9450人が避難していることも明らかにした。 ライフライン関係では、断水が、八代市と氷川町で計約2万8500戸、宇城市で約1万7800戸など10市町計7万9700戸。停電は1万8910戸で続いている。 ガスや通信の被害状況については、情報を収集中という。16:00不明だった震度を公表 28日夕の最大震度7の地震で、震度が不明となっていた熊本県嘉島町と甲佐町について、気象庁は嘉島町で震度6強、甲佐町で5強だったと公表した。気象庁はこれまで、いずれも6強だったと推定していた。 職員が現地を訪れ、通信障害で送られていなかったデータを確認することができたという。嘉島町には爆発したイオンモール熊本がある。 また、震度7の地震の後、30日午後3時までに震度1以上を観測した地震は270回。このうち30日は40回だった。気象庁は引き続き、活動が活発な状態が続いているとして、最大震度7程度の地震に注意するよう呼びかけている。15:00JR豊肥線、運行を再開 JR九州は30日、地震により運行を取りやめていた豊肥線の肥後大津(熊本県大津町)―宮地(熊本県阿蘇市)間の運行を再開したと発表した。通常よりも本数を減らして運行している。 また、30日中の運転再開をめざしている九州新幹線の筑後船小屋―熊本間については、余震で復旧作業に時間を要しているとしている。筑後船小屋―鹿児島中央間で運転見合わせが続いている。15:00「助けを待つ人が必ずいるという思いで」救助に臨んだレスキュー小隊長 爆発があった熊本県嘉島町のイオンモール熊本で発災直後から行方不明者の捜索に当たった、福岡県警第1機動隊が30日午後3時すぎ、福岡市内に帰任し、報道陣の取材に応じた。がれきが散乱したモール内で、心肺停止の行方不明者が発見されるまでの状況を語った。 県警によると、隊は計40人で28日午後10時半ごろから活動を始め、イオンモール内を捜索。29日午後4時半ごろ、心肺停止状態の行方不明者を発見して運び出したという。 レスキュー小隊長の平野俊幸警部補(38)は、被害が大きかった南西側は天井や外壁が崩落し、「いつ二次被害が起きてもおかしくないような状態だった」と振り返る。「中で助けを待つ方が必ずいるという強い思いで救助活動に当たった」 捜索は、不明者の勤務先の情報を頼りに進めた。コンクリートのがれきから見つかり、平野警部補は「残念なかたちで発見され、心苦しく思っている」と振り返った。 全体を指揮した隊長の田島稔也警視(52)は現場について「正直、爆発でここまで建物が損壊するのかというのが第一印象だった。一刻の猶予もないという危機感で人命救助に当たった」と振り返った。13:55首相、熊本県庁に現地災害対策本部設置表明 熊本地震について、高市早苗首相は30日午後、首相官邸で開かれた「非常災害対策本部会議」で、災害との関連を調査中の人を含め、死者数が午後0時半時点で30人になったと明らかにした。熊本県庁に現地災害対策本部を設置することも表明した。 また首相は、約420カ所の避難所に約9800人が避難していると説明。今後も猛暑が予想されることから熱中症の恐れが高まっているとして「避難所の良好な環境の確保を含め、被災者支援が極めて重要な局面だ」と語った。10年前から警戒されていた活断層、熊本の「日奈久断層帯」とは?13:30住家被害認定調査へ オンラインで説明会 各市町村がおこなう住家被害認定調査に向けて、熊本県がオンラインで自治体の担当者向けの説明会を行った。県の担当者は「罹災(りさい)証明書の迅速な発行が生活再建につながる。県と市町村が一丸となって一日も早い生活再建に」と呼び掛けた。13:00イオンモール熊本、新たに1人の死亡確認 地震後に爆発し、崩落したイオンモール熊本(熊本県嘉島町)で新たに1人の死亡が確認されたと、県災害対策本部が発表した。イオンモールでの死者は6人になった。ほかに1人が心肺停止。消防や警察などが建物内を引き続き捜索している。イオンモールで夜通し続いた救助活動 「会いに行く」涙見せる人も12時過ぎ倒壊家屋から男性 死亡を確認 熊本地震の被災地では、各地で安否不明者の捜索が続いている。朝から被災が激しかった地域を中心に要救助者の捜索にあたっていた消防が、八代市田中北町の倒壊した家屋の中で取り残されていた男性を確認。消防によると、クレーンを使って屋根を支え、がれきを取り除き救助したが、死亡が確認されたという。10:40国と熊本県発表の死者数、「集計方法に違い」 熊本県で最大震度7を観測した地震をめぐり、木原稔官房長官は30日午前の記者会見で、災害との関連調査中を含め死者は同日午前6時半時点で28人だと発表した。木原氏は「震災と直接関係あるのかどうかは、分析しなければ分からない」と述べた。 地震の死者数について、29日時点で政府は災害との関連調査中を含め13人、県は12人と発表していた。政府は、差が生じた原因は集計方法の違いだと説明している。 内閣官房の担当者によると、政府は警察が集めた情報を元に死者数を発表。一方、県の発表は、警察や病院などから各自治体に死亡通知が届いた後、自治体が身元確認などをしたうえで県に報告した数を集計している。このため時差が生じ、政府発表よりも県発表の数が少なくなる傾向にあるという。 木原氏は30日の記者会見で、「知事とも連絡を取り、相違は気にせず発表していくと整理をしている」と述べた。【30日の詳報】日本製紙の工場で8人、イオンモールで7人死亡確認【29日の詳報】イオン爆発で犠牲者 社長会見「深く深くおわび」【28日の詳報】熊本で震度7、イオンや日本製紙工場で被害 発災日