2026年8月3日 17時00分森下裕介印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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文部科学省は3日、小学6年生と中学3年生が受けた2026年度の全国学力調査の結果を公表した。同時実施した学習や生活状況のアンケート結果と照らし合わせると、SNSや動画の視聴時間が長い児童生徒ほど、各教科の正答率が低い傾向があった。一方、タブレット端末などを学習で活用する自信がある児童生徒ほど、正答率が高い傾向も見られた。英語で伝える授業に取り組めば高スコア 先進校「英会話で活気」 調査は4~5月にあり、教科は小学生が国語と算数、中学生が国語と数学、英語だった。英語は、端末を使ってオンラインで出題・回答するCBT(Computer‐based Testing)方式が採用された。7月に各教科の正答率やスコアを公表しており、今回は児童生徒や学校へのアンケート結果との関連を分析し、発表した。 平日にスマートフォンなどでSNSや動画を見る時間を尋ねたところ、1日あたり4時間以上と答えたのは小学生で21.7%、中学生で28.5%だった。3~4時間は小学生が15.6%、中学生が20.6%だった。 算数・数学の結果と照らし合わせると、4時間以上と答えた小学生の正答率は47.7%、中学生は48.7%だったのに対し、30分より少ないと答えた小学生は68.6%、中学生は69.6%だった。その他の教科でも、視聴時間が長いほど、正答率やスコアが低い傾向があった。 一方、タブレット端末での文章作成や、図・表を使った情報の整理ができるか、インターネットでの情報収集ができるか、も尋ねた。こうしたことができると回答した児童生徒ほど、各教科の正答率やスコアは高い傾向にあった。 文科省の担当者は、「タブレット端末などは意図せず長時間使用してしまい、生活習慣が乱れるといった弊害がある一方、うまく使いこなせば学力向上にもつながる可能性がある。上手なつきあい方を学校などで指導していく必要がある」とする。算数・数学は男子「得意」? 全国学力調査、正答率は男女差ないのに また、アンケートでは学校以外での勉強時間の減少傾向に歯止めがかからない状況も浮かび上がった。塾なども含めて、平日に学校以外でどれくらい勉強をしているかを尋ねると、3時間以上と答えたのが小学生で10.8%、中学生で9.0%。30分未満と「全くしない」との回答の合計は小学生で20.1%、中学生で18.4%だった。 学校以外での勉強時間は減少傾向が続いており、今回の結果からも、学習時間が短い児童生徒ほど教科の正答率やスコアが低くなる傾向が明らかになっている。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人森下裕介東京社会部|文部科学省担当専門・関心分野教育、司法、人権関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする






