北京=小早川遥平印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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中国・上海の大学病院で安全性の検討が不十分なまま遺伝子治療が行われ、6歳の女児が死亡したことを米科学誌サイエンスが報じ、大学が調査を始めた。研究チームは女児の死亡を伏せて論文を発表するなど、研究倫理に関する複数の問題点が指摘されている。中国のゲノム編集治療死亡 倫理委に伝わらなかった「安全性の懸念」世界で期待の遺伝子治療、中国女児死亡、欠けていた「チェック機能」 治療は臨床試験として、上海交通大学医学院の仇子龍研究員のチームが行った。サイエンスと、論文の不正などを監視するサイト「リトラクションウォッチ」が検証記事を配信した3日後の7月26日、大学側は「本件を極めて重視しており、特別作業部会を設けて全面的な調査をしている」と声明を発表した。 記事によると、仇氏らは脳内の神経細胞の遺伝子の変異を書き換えるゲノム編集治療を計画し、昨年3月に知能や発達の障害がある、世界に250人程度しかいない希少な疾患の女児の髄液にウイルスを利用した候補薬を投与した。女児は重篤な免疫反応を起こし、7日後に死亡した。 事前にサルを使った安全性試験で問題点が指摘されていたが、女児への投与を承認した院内の倫理委員会には知らされておらず、両親にもリスクが十分に伝えられていなかったという。女児死亡後に「応用まで長い道のり」 サイエンスは専門家への取材…この記事は有料記事です。残り467文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人小早川遥平中国総局専門・関心分野中国社会、平和、人権関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする















