コラム・寄稿賃貸物件の所有者チェンジ 入居者は住み続けられる? 借家のルール印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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野澤正充の学び直しの法学教室 (9) 売買と賃貸借は2千年以上前の古代ローマにも存在した。ローマ法では賃貸不動産を売買すると、買い主が賃借人を追い出せた。「売買は賃貸借を破る」の原則だ。 ただ、借りている家や土地は、借り主にとって生活の基盤。簡単に追い出されては居住はもちろん、商売や農業も続けられない。欧州では18世紀後半から、新しい買い主に賃貸人の地位が移転して、賃借人との間で賃貸借を続けられるように原則を修正した。 1898(明治31)年施行の日本の民法でも、賃借人は不動産の賃借権の登記で自らの賃借権を新しい買い主に主張できるとした。賃貸人の地位が買い主へ移転する。 しかし、賃借権の登記は現実…この記事は有料記事です。残り770文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする