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35年が一般的だった住宅ローンで、最長50年という「超長期」の借り入れが広がっている。20~30代を中心に、いまや住宅ローンを組む人の4人に1人が35年超のローンを背負う。月々の支払いが減る一方で、最長で半世紀も返し続け、総支払額は数百万円単位で増える。それでも利用者に選ばれる理由は何か。 東京都内に暮らす30歳同士の会社員夫婦は今月、賃貸マンションから新築一戸建てに引っ越した。子どもの誕生を機に、5月に購入を決めた。品川駅までバスと電車で約20分の距離で、職場や妻の実家にも近い。 価格は1億円を超える。世帯年収は1500万円ほどで、ネット銀行から9400万円を変動金利で借りることにした。夫婦で借りる「ペアローン」で、金利は年0.64%、期間は49年。単純計算で79歳まで支払うことになる。 都内の物件は高額で、単独ローンでは買える物件が限られる。夫は「ペアローンと超長期ローンを使わないと家計を圧迫し、安心できない」と話す。目にした「人生終わり」の投稿 妻は当初、「70歳になっても働くのは嫌だ」と反対した。 X(旧ツイッター)で「50…この記事は有料記事です。残り1907文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人稲垣千駿経済部|メガバンク、日銀担当専門・関心分野自動車・証券業界、金融政策関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする