現場から雑魚寝、ミルク…「プッシュ型」のはずの物資、なぜ避難所に届かない宮坂知樹 田渕紫織 根津弥印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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被災者が必要としている支援物資を、ニーズに沿って届けられるか。熊本地震で、過去の災害と同じ課題が浮かんできている。政府は「プッシュ型支援」を掲げて物資を送り込んでいるが、避難所の状況を十分に把握できず、ゴールである避難者のもとに思うように届けられていないという。何が起こっているのか。 7月28日に最大震度7を記録した熊本県宇城市。市役所そばの避難所には1日、約500人が身を寄せ、配布された毛布や持参したマット、タオルを床に敷いて過ごしていた。 断水の影響で29日から避難しているという中野逸子さん(74)は、冷房が利いて水も使える避難所は快適だと感じている。ただ、「段ボールのベッドがあると楽だけど……。毛布だけだと腰が痛くて、夜中に何度も目が覚める」と話す。熊本地震、暑さの中の避難で命落とさないために 熱中症を防ぐ注意点 市の広報担当者によると、段ボールベッドのニーズは県を通じて要望している。1日には民間ルートで段ボールベッドが届き、要配慮者がいる一部の避難所で設置を始めているが、国の物資は水や食料品、衛生用品などが優先され、1日時点では段ボールベッドは未着で、今後届く予定だ。ただ避難所の密度が高いため、設置場所の確保も課題で、対応を検討しているという。ミルクが足りない 子育て世帯は町外へ 4カ所の避難所に288人が…この記事は有料記事です。残り1467文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人田渕紫織編集委員|週刊アップデート編集長専門・関心分野災害復興、子ども根津弥東京社会部|気象庁担当専門・関心分野司法、刑事政策、人口減、災害復興、防災関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする