小津安二郎らと黄金期築いた映画監督のレア作品 上映が実現した訳は富岡万葉印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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小津安二郎と同時期に活躍し、戦前の黄金期を引っ張った映画監督・島津保次郎(1897~1945)。現存するフィルムが限られ、作品を目にする機会は少ないが、弟子だった吉村公三郎(1911~2000)の作品とともに、特集上映を実現させたミニシアターがある。「シネ・ヌーヴォ」(大阪市)の山崎紀子支配人は、「全国でも珍しい」企画が実現した背景に強力な助っ人の存在があったと語る。 島津は、松竹が1920年に東京・蒲田で開所した撮影所に城戸四郎や小津らと共に集った一人。時代劇が全盛の時代に、身近な庶民の暮らしを温かく、写実的に見つめた「小市民映画」というジャンルを確立させた。山崎さんは、門下で後に大成した豊田四郎や木下恵介を挙げ、「名だたる監督をたどると源流に島津がいる」と評する。 特集には、島津のサイレント作品「麗人」(30年)とトーキー第1作「上陸第一歩」(32年)が登場。「音もセリフもないサイレントは情報量が少ないからこその豊かさがある。トーキーをどう『料理』したかにも注目です」。代表作「隣の八重ちゃん」(34年)、松竹時代最後の作品「兄とその妹」(39年)も上映される。配給会社にもない作品を貸したのは 島津の下で長らく、助監督を…この記事は有料記事です。残り739文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする






