インタビュー中東情勢、民族衣装「トーブ」に使う生地の輸出にも影響 東洋紡社長聞き手・諏訪和仁印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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東洋紡がつくる食品や野菜の包装用フィルムや化学繊維などの原料は、原油から取り出すナフサだ。中東情勢の緊迫化は、ナフサの値上がりだけでなく、中東の民族衣装に使う生地の輸出にも影響が出ている。竹内郁夫社長に聞いた。 ――2月末に中東情勢が緊迫化して以来、ナフサが値上がりしています。 「ざっと1キロリットルあたり、6万~7万円から約2倍の12万円になりました。食品のパッケージ関係では、2回値上げを打ち出し、1回目はおおむね了解いただき、2回目は一部交渉が残っていますが、大まかには進展しています」 ――4カ月ほどで2度の値上げを納入先はよく受け入れてくれましたね。 「以前はもっと大変でした。日本経済全体がデフレに慣れて、『値上げ』という単語がなかった時代があった。いまは、(納入先がつくる)ペットボトルの飲料が150円から250円に上がるものも受け入れられ、賃上げもあってだいぶマインドが変わってきました。デフレは終わったと思うんですね」 ――中東情勢の緊迫化で、サウジアラビアでは「トーブ」と呼ぶ、中東の民族衣装に仕立てる白い生地の輸出に影響は出ていますか。 「この生地は、富山県の工場…この記事は有料記事です。残り605文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする