現場からナフサ不足も、大量に捨てられるプラごみ 減らす取り組みの現場は神田明美 宮坂奈津印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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家庭などから出るプラスチックごみの4分の3が、使い捨ての容器包装だ。中東情勢を受け、原油から作られプラスチックの原料となるナフサが「不足」と言いながら、毎日大量に使い捨てる。使い捨てプラを減らそうとする光景を追って見えてきたものは……。 川崎市宮前区の「めぐみ焼菓子店」は5月上旬、ホームページやSNSでクッキーやパンを入れる容器の持参を呼びかけた。2~3月頃から入手しづらくなっていたプラスチック製包装袋が、4月後半に従来の仕入れが難しくなった。 代表の川田真由美さんは「石油由来の包装資材の供給が元に戻っても、容器持参の呼びかけは続けていく」と話す。 中東情勢を受けての動きはまだ一部だが、環境配慮の一環として、総菜や弁当のテイクアウトで、容器持参の呼びかけはここ数年じわりと増えてきている。 総菜店「RF1(アールエフワン)」などを展開するロック・フィールド(神戸市)は、2024年4月から客が持参した容器に商品を入れる「マイ容器利用サービス」を始めた。当初の3店舗から96店舗まで拡大した。 系列の「グリーン・グルメ」エトレ豊中店(大阪府豊中市)は、25年5月から導入。開始当初は月5件ほどマイ容器の持参があったが、今年に入ってからは1件あるかないかだという。「今は注目されやすいタイミング」 マイ容器が広がらない背景にあるのは、容器の持参は客の意識に頼らざるを得ない現状だ。 担当者によると、社内には昼食を詰めて持参した弁当箱を食べ終わったあとにオフィスで洗い、帰り道で総菜を買ってそこに入れてもらうという方法で利用する社員もいるという。 「今は注目されやすいタイミング。ポップなどをさらに目立たせ、認知度を上げていきたい」と話す。 京都市のタイ料理店「AOW」は、コロナ禍の頃から客が持参したマイ容器にテイクアウトの料理を入れて提供するサービスを始めた。しかし、利用するのは常連客で月に1~2件程度にとどまる。 店主の香取寛さんは「結局はお客さんに負荷がかかる。飲食店が一斉にマイ容器を持参した場合は容器代を値引きするなどの対応をすれば、もっと浸透するのではないか」と話した。 イベントやスポーツ観戦では、リユース容器が定着している所もある。 サッカーJ2のヴァンフォー…この記事は有料記事です。残り1486文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人宮坂奈津ネットワーク報道本部専門・関心分野民主主義、北欧関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする






