災害時のフェイク画像どう見抜く 文字化けは?大きさは?まず疑って浦島千佳印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

[PR]

市街地にクマが現れた――。 SNSにそんな画像が流れてきた時、フェイク(偽物)かどうかを、どう見抜いたらいいのか。学校の先生たちが、特に災害時の偽情報や誤情報について学ぶ講演が7月上旬、盛岡市であった。 生成AIの進化で偽画像が、巧妙にできてしまうようになり、「児童生徒が信じてしまう危険がある」という現場の声を受けて企画。東北大学災害科学国際研究所の柴山明寛准教授=災害情報学=が話をした。よく似てる、けど不自然な点も AIで、どんな画像を作れるのか。柴山さんは「盛岡の市街地にクマが現れた」という偽画像を見せた。 コンビニエンスストアの看板は、実際のものとよく似ている。金融機関名は実在する。 一方で、不自然な点もある。同じ居酒屋の看板がいくつもある。人々がクマの近くで写真を撮っているのも現実的ではない。 ポイントの一つが「文字」だ。現在のAIは、文字の生成が苦手な傾向があるという。この偽画像も道路標識を拡大してみると、文字化けしている。 ただ、AIの種類によっては文字が比較的正確に表現される場合もあるため、注意が必要だ。「文字を確認してもらうのが早いが、それだけでは判断できない場合もあると覚えておいていただけたら」 実際の風景写真をもとにした「川沿いで水を飲むクマ」の偽画像も例示した。建物に比べてクマが… 写真をもとにしているだけに、違和感は少ない。柴山さんも「自分で生成して驚いた」。だが、堤防や建物との比率を考えると、クマが大きすぎる。見分けるには、周辺の環境や大きさなどの整合性まで確認することが必要だ。難しくなる判断、悪用はやめるべき さらに難しいのが、洪水害の…この記事は有料記事です。残り782文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人浦島千佳盛岡総局専門・関心分野教育、子育て、暮らし、文化、平和関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする