コメ在庫増に農家悲鳴「備蓄米早期買い戻しを」 政府静観のワケは?編集委員・大日向寛文 座小田英史印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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記録的なコメ在庫の積み上がりが報告された28日の農林水産省の有識者会議は、備蓄米の早期買い戻しを求める農家らの声でほぼ一色に染まった。だが、農水省は、買い戻しは今秋に収穫するコメの作柄を見極めてからとする方針を譲らなかった。それはなぜなのか。 「コロナ期を上回るインパクトで、異常事態として受け止めている」 「米価暴落は避けられない。一方で生産原価は上昇し続けており、離農はさらに加速していく」 コメ政策の方針を議論する食料・農業・農村政策審議会の食糧部会。6月末の民間在庫量が比較できる2004年以降で最大の243万トンだったことについて、農家や流通関係者の委員から悲鳴のような意見が相次いだ。 在庫量の適正規模は180万~200万トンとされる。米価の指標となるのは、農協が農家から買い上げる概算金だ。ここに来て、早場米が出荷される九州・四国の農協が昨年よりも2~4割安い水準を提示し始めたが、想定を超える今回の在庫増を受けて、下落がいっそう加速する可能性がある。 暴落を防ぐ手段として、大半…この記事は有料記事です。残り678文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人大日向寛文編集委員|経済政策専門・関心分野財政をはじめとする経済政策全般関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする






