2026年7月28日 15時20分サンフランシスコ=奈良部健印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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米マイクロソフトは27日、自律的に動くAI(人工知能)エージェントを連携させ、サイバー防御能力を高める製品を発表した。AIのチームプレーで、システムの弱点を見つける能力が高いことで知られる米アンソロピックの「クロード・ミュトス」に匹敵する性能を低コストで実現できるという。 米西部サンフランシスコで開いたイベントで発表した。8月3日から顧客企業に提供する。 新システムは、複数のAIエージェントを役割ごとに赤、青、緑の3色のチームに分ける。攻撃側の立場になってシステムの弱点や攻撃経路をあぶり出す赤チーム、侵入の検知や脅威のレベルを評価する青チーム、自動で不具合を修正する緑チームだ。3チームが自動で連携する。 マイクロソフトは、過去数十年にわたって蓄積してきた膨大なサイバー攻撃やセキュリティーのデータを学習させたサイバーセキュリティ専門AIモデルも初めて開発した。このAIがシステムの弱点を見つけたり、弱点の危険性を評価したりして、初期の大半の仕事をこなす。残りの複雑で高度な推論が必要な仕事のみ、提携するオープンAIの高性能モデルに担わせることでコストも抑える。 例えば、自社製AIモデルが9割、オープンAIのモデルが1割の仕事を担う場合、コストはオープンAIのモデルのみを使った従来の半分にすることができるという。 システムの弱点を見つける能力の高い米アンソロピックのミュトスの性能には、マイクロソフトのAIモデル単体では及ばないものの、マイクロソフトは多数のAIエージェントの組み合わせによってミュトスと同等以上の性能を発揮できるとしている。 サイバー攻撃はAIによる自動化が進んでおり、防御側もAIによる対応が急務となっている。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人奈良部健サンフランシスコ支局長専門・関心分野テック、インド、財政と政治、移民難民、経済安保関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする