日立、トレンドマイクロがミュトス活用 セキュリティー対策に2026年6月5日 18時33分吉田拓史 牛尾梓印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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米国の新興企業アンソロピックが開発した新型AI(人工知能)「クロード・ミュトス」をセキュリティー対策に活用する動きが、日本企業でも始まった。AIの進化でサイバー攻撃の高度化が懸念されるなか、最先端のAIを防御にいかす狙いだ。 日立製作所は5日、アンソロピックが主導するサイバーセキュリティー対策の取り組み「プロジェクト・グラスウィング」に参加する契約を結んだと発表した。これにより、ミュトスへのアクセス権を得た。エネルギー分野をはじめ社会インフラ向けシステムを手がける日立は、ミュトスを使ってシステムの脆弱(ぜいじゃく)性をチェックし、事前に修正していくという。 サイバーセキュリティー大手のトレンドマイクロも4日、グラスウィングへの参加を発表。AIによってシステムの弱い部分を効率よく洗い出し、専門家による情報開示や優先順位をつけた修復対応を支援することで、顧客企業のリスクを減らせるという。トレンドマイクロは「AIによる脆弱性発見の加速は、業界にとって前向きな状況」と歓迎している。 システムの脆弱性を見つける能力が高いミュトスは、悪用されれば社会インフラへの重大な脅威になると懸念されている。企業側としてはミュトスを盾に自社サービスの安全性を高めたい考えだ。 アンソロピックは2日、日本を含む15カ国以上の約150組織にミュトスへのアクセス権を新たに与えると発表。片山さつき金融相は、対象に日本政府や大手銀行などが含まれていることを明らかにしていた。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人吉田拓史経済部|電機・重工業専門・関心分野投資、金融、財務、貿易、労働、軍事、地域文化牛尾梓経済部|電機・IT業界担当専門・関心分野テクノロジー、AI、データジャーナリズム関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする








