視点・解説サンフランシスコ=市野塊 取材協力=松原浩平印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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アメリカの新興企業アンソロピックが開発した新型のAI(人工知能)モデル「クロード・ミュトス」。高すぎる能力ゆえに、サイバー攻撃に悪用されれば「危険すぎる」と判断され、一般公開が中止された。 世界の政府や金融機関が対応に追われるこのモデルは何が特別なのか。同社や専門機関の公開データから探る。危険すぎて非公開のAI「ミュトス」 システム弱点特定、日本も警戒コーディングの指標で突出 AIの能力を比べる指標として、コンピューターに指示する手順を書く力「コーディング能力」を測るテストがある。有名なテスト「SWE―Bench Pro」で、ミュトスは課されたタスクの77.8%で成功した。 この成功率は、同社の最上位の公開モデル「クロード オーパス4.7」(64.3%)や、ミュトスの存在が公表されてから約2週間後に公開されたオープンAIの「GPT5.5」(58.6%)と比べても突出して高い。プログラムのコード(手順書)を理解してバグ(不具合)を特定し、修正や機能の追加を自律的にこなす力が高いことがわかる。 一方、コンピューターの安全…この記事は有料記事です。残り1944文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人市野塊サンフランシスコ支局専門・関心分野気候変動・環境、医療、テクノロジー関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする












