AI研究者の今井翔太氏=2025年9月9日、朝日新聞東京本社、上田幸一撮影
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米新興企業アンソロピックが開発した「クロード・ミュトス」とは、どのようなAIなのか。悪用されればどんなリスクがあり、日本はどう備えるべきか。AI研究者で北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)客員教授の今井翔太さんに聞いた。AIミュトスは「今そこにある危機」 金融業界トップら初の官民会議危険すぎて非公開のAI「ミュトス」 システム弱点特定、日本も警戒 ――ミュトスとはどのようなAIか。 「AIが発展すれば、いずれかの時点で人間社会の不完全な点を全て突けるものが出てくるだろうと想定していた。ミュトスはその領域に初めて至ったモデルだ」 「AIの性能をみるための最近の高難度の学術テストで評価すると、最近の高度なAIは100点満点中50点台前半のものが多い。だがミュトスは突然六十数点をたたき出した。これほど一気にスコアが伸びることは普通はありえない」 ――ミュトスの特性は? 「我々の住む世界では、金融…







