有料記事小林裕幸2026年7月28日 7時00分印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする 行政による給食がない子どもたちに、作りたての食事を届けたい――。川崎市川崎区の川崎朝鮮初級学校で、近隣の住民たちが給食を作り続けている。会費を募って5年前に始まった活動で、今や400人以上が支えている。夏休み明けには、通算100食目を迎える。
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毎週金曜日、児童たちが登校した直後の午前9時前、給食ボランティア「トングラミ」のメンバーが集まってくる。この日のメニューは、チャプチェ、イカフライ、酢の物、トマトスープ、杏仁(あんにん)豆腐。 「小さい子どものイカフライは、食べやすいよう3等分に」 「トマトスープは、ケチャップを足したら味が決まりそう」 大鍋から湯気が立ち上り、おいしそうな香りが廊下まで広がる。厨房(ちゅうぼう)に集まったのは、テレビ局で照明を担当していた男性や、長女がこの学校に通っていたという在日コリアン2世の女性、中華料理店を経営していた元料理人など7人。 11時過ぎ、3升の米が炊き上がり、小学生の児童と幼稚園児42人に教職員も含めた50食あまりを盛り付け終わると、子どもたちが次々と受け取りにきた。6年生の児童が「マシッケモッチャヨ(おいしく食べましょう)」と呼びかけると、全員が「チャルモッケッスムニダ(いただきます)」と声を合わせた。 代表で給食ボランティア団体を立ち上げた平賀萬里子さん(74)は「笑顔で食べているのを見るとうれしい。少しでも、子どもたちや、弁当作りに追われる保護者、先生たちの役に立ちたい」と話す。きっかけは「枝川裁判」 平賀さんが朝鮮学校に出会っ…この記事は有料記事です。残り1100文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人小林裕幸映像報道部フォトディレクター専門・関心分野環境問題 多文化共生関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする






