フーシがサウジ原油輸送網を攻撃 紅海封鎖、迂回路にも懸念広がる2026年7月28日 0時35分カイロ=其山史晃印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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イエメンの親イラン武装勢力フーシは27日、サウジアラビア東部から紅海沿岸の都市ヤンブーに原油を運ぶ複数の重要拠点をドローン(無人機)で攻撃したと発表した。フーシはサウジに対する紅海での海上封鎖を宣言しているが、陸上のエネルギー輸送網にも攻撃対象を広げた可能性がある。世界のエネルギー供給をめぐる懸念がさらに深まるおそれがある。 フーシは声明で、今回の攻撃はサウジ側のドローンがイエメンの領空を侵犯したことへの報復だと主張した。フーシは26日、「サウジのドローンがイエメン領空で敵対的な行動をとった」ために、撃墜したと発表していた。 中東では米国とイランの軍事衝突により、エネルギーの大動脈となってきたホルムズ海峡の通航が大きな制約を受けている。このため、サウジは主要油田が集中するペルシャ湾側から、アラビア半島の反対側に位置するヤンブーにパイプラインで原油を送り、紅海経由で輸出する動きを強めてきた。 しかし、紅海沿岸の一部地域を実効支配するフーシが7月20日に対サウジ海上封鎖を宣言。22日にはサウジのタンカーを攻撃したと発表した。ホルムズ海峡の代替航路となってきたバブルマンデブ海峡の通航にも支障が広がれば、日本を含むアジア諸国への原油輸送にさらに深刻な影響が出る可能性がある。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人其山史晃中東アフリカ総局長専門・関心分野中東、安全保障、地政学、テロリズム関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする