現場から「あんな光景は初めて」ベネズエラ地震 派遣の医師は帰国便で涙した力丸祥子印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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南米ベネズエラが6月24日(現地時間)にマグニチュード7超の大地震に2度襲われてから1カ月。国際緊急援助隊の一員として現地に入った医師に、話を聞いた。【現地取材】「がれきの下から口笛の音が」父は息子を捜し続けた ベネズエラ地震 街のあちこちで、重機がうなっていた。行方が分からない人を捜すため、がれきを取り除く音だ。 「あんな状態で建物が崩れている光景は初めて見た。発災から時間が経っても、ご家族を捜し続けている人が多かった」 さいたま赤十字病院高度救命救急センターの医師・坪井基浩さん(42)は振り返る。 6月24日、ベネズエラ北西部を震源としてM7.2とM7.5の地震が立て続けに起きた。北部のラグアイラ州では、高層住宅の上層階が下の階を潰して折り重なるように崩壊する「パンケーキクラッシュ」とみられる倒壊がいくつも起きた。ベネズエラ政府によると、地震の死者は5500人を超え、負傷者も約1万6千人に上る。テントで約800人を診察 日本政府が派遣した国際緊急援助隊・医療チームの第1陣は医師や看護師ら約40人。発生から10日ほど経った7月5日から首都カラカスなどで、約800人の患者を診察した。坪井さんは昨年のミャンマー地震に続いて海外被災地への医療チームに参加、21日に帰国したばかりだ。 ラグアイラ州での拠点は、カリブ海沿いのフットサルコート。並べたテントが「診察室」になった。がれきをかき分け大切な人を捜すうちに外傷を負ったり、倒壊した自宅から高血圧や糖尿病の薬を持ち出せなかったりしたという患者が相次いで訪れた。 ある中年男性は「避難のとき…この記事は有料記事です。残り791文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人力丸祥子東京社会部|国土交通省担当専門・関心分野防災・減災、合意形成関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする






